伊予富士 1756m 桑瀬峠から往復
2020年8月13日


登山道から眺める伊予富士
(左から2つめのピークが山頂)

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:30駐車場・・・10:20桑瀬峠10:35・・・11:40休憩11:50・・・12:15伊予富士山頂13:10・・・13:30休憩13:35・・・14:25桑瀬峠14:45・・・15:25駐車場

コースタイム(歩行時間) 4時間10分
同行者
その他



中国発のウィルスのおかげで、県外に出ることをためらわざるを得ない日々が続き、1月の奈良以来どこにも出かけていない。7月下旬からの感染拡大で信州の夏山も諦めることとしたが、夏休暇にどこにも行かないのはさびしすぎる。車で行くところなら良いだろうと、しまなみ海道を渡って、久しぶりに四国に出かけた。

道の駅から見多々良大橋。


蛇口からみかんジュース 愛媛県に来たらこれは外せませんよ(笑)。

西条市のホテルにチェックイン後、駅前を散策・・・しようとしたが、あまりの暑さ(37.3度)に、四国鉄道文化館の北館だけでダウン。早々にホテルに戻ることに・・・。甲斐駒に登る前に前泊した韮崎並みの暑さだった。






西条駅南側からの石鎚山系の眺め(右端奥が石鎚山)
ホテルのお風呂からもこの山並みが眺められ、山旅気分に浸れる





登山靴のイラスト 翌朝、旧寒風山隋道を目指して西条市を出発、R194に入る。笹ガ峰に登ったときの下津池分岐を過ぎ、Uターンするように旧国道194号に入り、狭くてヘアピンカーブが連続する道を約30分・・・。

旧寒風山隋道を抜けると、懐かしい寒風山登山口。
ここから桑瀬峠まで登ると、今日目指す伊予富士と、寒風山が分岐する。

って、最初からこんな急な登りでしたっけ・・・?(←全然記憶にない。)

しばらく急登をこなしていくと、ほっとするトラバース道となる。

その後もつづら折れを繰り返して登り、山の南斜面をトラバースするようになると、高知県側の山の展望が広がる。

トラバース道で振り返るとこんな感じ(右下に登山道)。桑瀬峠からはこの山々をたどって、伊予富士に向かうわけです。

桑瀬峠に到着。

伊予富士から下山し休憩していた関西弁のご夫婦から、「笹が濃くてズボンどころか下着までびしょびしょになるから、レインウェアをはいた方が良いよ」とアドバイスをもらう。

伊予富士に出発。
おー、これはアドバイス通りですね!

笹、とっても濃いです。
登山道は左前方に見える崩壊地を避けて、いったん尖った小ピークの北側に移る。

小ピーク北側をトラバース中。
この先で南側斜面に移る。

振り返るとこんな感じ。
寒風山が大きく見えてきました。

3枚上の写真の黒々とした森の中の小鞍部で向きを変え、森を抜ける。すると、笹原の向こうにようやく伊予富士が姿を現す。(左側のガスに半分隠れているのが伊予富士山頂。)

イヨフウロのお花畑を緩く登る。

いったん下ります。
なかなか山頂付近のガスがとれないなぁ・・・。











笹原の下り











山頂が出ました!
笹原を歩いて最後に急登になるところが、雨飾山にそっくり。











この先の急登にそなえて、しばし休憩。
伊予富士は全容が現れ、青空まで見えてきた。
(左から2つめのピークが山頂。)










振り返ると、さっき下ってきた笹の小ピークの左側に、寒風山も見える。

それではふたたび登りにかかりましょう。

登るに連れ、背後の展望はどんどん大きくなり、気分は最高。

最後の急登が見えてきた。

振り返るとこんな感じ。
けっこうな斜度です。











歩いてきた笹原が一望できる。
そしてその向こうには赤石山脈も見えてきました。









伊予富士山頂に到着!

登山道上にはほとんど人がいなかったのに、山頂は意外な賑わい。みなさん瓶ヶ森林道(UFOライン)の登山口から登って来たようです。

タイミングよくガスがすべてとれていき、「富士」の名にふさわしい展望が広がる。











石鎚山、瓶ヶ森、自念子の頭、東黒森が見える
眼下の車道は瓶ヶ森林道(UFOライン)











石鎚山(左)と瓶ヶ森
石鎚山の下に、異様な姿の子持権現











東側はこんな眺め
寒風山、笹ガ峰、赤石山脈、冠山、平家平など










下山開始。急な道を滑るように下りていく。

寒風山(の前衛の岩峰)がとても立派。

桑瀬峠へと、笹原を戻る。

南斜面から見る高知県側は(も?)林道だらけ。

戻ってきました、桑瀬峠。
風がとても心地よい。

今日も西条泊。
早く下っておフロ、おフロ〜(笑)。

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