黒滝山 551m  2018年2月3日


レイクプラザやさかから見る黒滝山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:25弥栄一号トンネル脇登山口・・・10:55展望所11:00・・・11:20黒滝山山頂11:30・・・11:35展望岩12:10・・・12:15黒滝山山頂、分岐・・・12:20コーヒータイム12:35・・・12:47谷へ下りる・・・12:50隣の尾根の展望所12:55・・・13:05尾根突端の岩(ルート探索)・・・12:15引き返す・・・13:18分岐・・・13:30反射板の尾根・・・13:34反射板(往復)・・・13:45祠のある岩の展望所・・・14:05十字路14:10・・・14:18ルート探索、引き返す・・・14:24古い民家・・・14:33竹林を引き返す・・・14:40客神社14:45・・・14:52後飯谷バス停・・・14:55登山口

コースタイム
(歩行時間)
3時間15分
同行者
その他


登山靴のイラスト 今日は沿岸部は青空。しかし大小の雪雲が浮かび、奥山では雪が降っているはず。こんな日は県南の山にかぎる。そんなわけで、大竹の黒滝山に登ることにした。大師山〜白滝山に登るたび、対岸に見えて気にかかっていた山だ。

弥栄大橋への分岐を見送りR186を直進すると、弥栄一号トンネルの脇に電話ボックスがある。ここが登山口。

山に入り、トンネルの上を渡って斜上すると、このエリアの山らしい伸びやかな眺めが広がる。

右前方に巨大な岩壁を見ながら登る。

振り返るたび、弥栄ダムの湖面が大きくなっていく。

対岸には白滝山の全容が見えるようになってきた。

それにしてもこのルートは、すごい急登の連続。

こんな岩をトラバースし、ロープを伝って上に上がると・・・、

白滝山と小瀬川、そしてその奥に、雪をかぶった羅漢山が見える。羅漢山は中国山地の中でも南にあるから、晴れているのですね。あっちに行けばよかったかな、と、ちょっと思う(笑)。

急登続く。気分良く高度が上がるからいいけれど、ここはできるなら下りたくない。

ようやく傾斜が緩んだ。

黒滝山山頂。展望なくつまらない。下山予定のルート分岐を確認し、写真を撮って稜線を北へ、展望岩を目指す。








山頂から雪の尾根道を5分で展望岩
目の前に白滝山と大師山、そしてその下を蛇行する小瀬川







場所を移動すると三倉岳も見える。

こちらは下流。弥栄大橋が見えている。

こちらは上流。最奥に羅漢山と法華山が見える。

柳井から来たという単独の女性と相似形で、ランチの準備をする夫。反対側から見ると・・・↓、

こんな素晴らしいランチ場所。ただし空気はとても冷たく、寒い。

ランチ後、山頂へ引き返し・・・、

登路(右)との分岐を左へ、反射板ピークを目指す。

途中、風のない気持ちの良いひだまりがあったので、コーヒータイムをとった。

前方に反射板ピークが見えてきた。当然あそこまで尾根通しで行くのかと思いきや・・・、

登山道はどういうわけか右の谷に下っていき、頭の中に「?」が点灯する。

谷から斜面を登り返すと隣の尾根に乗り、さっき黒滝山を登るとき右に見えていた大岩壁の上に出た。この写真はそこから南側の展望。

こちらは北側の展望。さっき登った尾根が見える。

大岩壁の上からは南北とも眺めは素晴らしいが、冷たい突風が吹き、ものすごく寒い。とてもゆっくり眺めている余裕がない。

さて、「ここは反射板ピークの尾根じゃないんだけど・・・」と思いながらも、尾根上には道があるので進んでいるうち、岩場に当たり、登山道が消滅した。目指す反射板ピークの尾根が谷の向こうに見える。どうやって向こうの尾根に移動すればいいのだろう。

こういうときは引き返してみるのに限る。岩場周辺にそれ以上道がないのを確認して、しばらく戻ると・・・、

果たして尾根から尾根へと移動する連絡道があった。この写真の左側斜面の上が、反射板ピークになる。

それにしても、上の写真の岩場まではしっかりと踏み跡がついていて、少なくない数の人が道を間違っていることが伺える。

連絡道と尾根が合流したところから左へ、反射板ピークまで行ってみた。ところが期待に反して展望はなし。すぐ引き返す。

連絡道と尾根の合流地点から、弥栄ダムの展望。橋がずいぶん近づいた。

滑りやすい花崗岩の尾根を下る。








反射板ピークの尾根を下っていくと、
お地蔵様と小さな祠のある岩場があり、展望が広がる
弥栄湖、弥栄大橋、そして右に黒滝山、そして反射板ピークの一部が写っている







岩場からはロープ(ケーブル)のかかる急な下り。

やがて前方の小ピークを避け、トラバース道となる。

小ピークのトラバースが終わり尾根に乗ると、十字路があった。

十字路の近くには、こんぴらさんの祠。

十字路の標識に「弥栄橋」とあったので、近道になると思いそちらに下ってみたものの、途中から道はシダ藪となり、ついには消滅した。

そこで十字路まで引き返し、南へ向かう。こちらはしっかりとした登山道。

民家跡を過ぎ、植林帯に入る。

これで問題なく集落まで下れるかと思いきや、踏み跡をたどっているうちに竹林の谷筋に入ってしまい、あまりの急坂に下れそうもないと判断して登り返す。

すると耕作地跡があった。ようやく人里の気配がしてくる。そして・・・、

写真の右奥から、客神社に下りてきた。ここからは車道をジグザグに歩いて後飯谷の集落を抜け・・・、

R186に出てくる。

左側に白滝山を眺めながら、駐車場所に戻る。

黒滝山はあなどれない山のようで、展望岩(今日のランチ場所)から北への登山道がわかりにくいという記録がいくつもある。それは南に縦走しても同じで、つねに現在位置を把握していても肝心の道が消滅してしまい、三度も引き返しを余儀なくされた。その分、頭をしっかり使う、なかなかおもしろい山だった。

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