データ | |
行程 |
10:25弥栄一号トンネル脇登山口・・・10:55展望所11:00・・・11:20黒滝山山頂11:30・・・11:35展望岩12:10・・・12:15黒滝山山頂、分岐・・・12:20コーヒータイム12:35・・・12:47谷へ下りる・・・12:50隣の尾根の展望所12:55・・・13:05尾根突端の岩(ルート探索)・・・12:15引き返す・・・13:18分岐・・・13:30反射板の尾根・・・13:34反射板(往復)・・・13:45祠のある岩の展望所・・・14:05十字路14:10・・・14:18ルート探索、引き返す・・・14:24古い民家・・・14:33竹林を引き返す・・・14:40客神社14:45・・・14:52後飯谷バス停・・・14:55登山口 |
コースタイム (歩行時間) |
3時間15分 |
同行者 | 夫 |
その他 |
今日は沿岸部は青空。しかし大小の雪雲が浮かび、奥山では雪が降っているはず。こんな日は県南の山にかぎる。そんなわけで、大竹の黒滝山に登ることにした。大師山〜白滝山に登るたび、対岸に見えて気にかかっていた山だ。 | ||
弥栄大橋への分岐を見送りR186を直進すると、弥栄一号トンネルの脇に電話ボックスがある。ここが登山口。 | ||
山に入り、トンネルの上を渡って斜上すると、このエリアの山らしい伸びやかな眺めが広がる。 | ||
右前方に巨大な岩壁を見ながら登る。 | ||
振り返るたび、弥栄ダムの湖面が大きくなっていく。 | ||
対岸には白滝山の全容が見えるようになってきた。 | ||
それにしてもこのルートは、すごい急登の連続。 | ||
こんな岩をトラバースし、ロープを伝って上に上がると・・・、 | ||
白滝山と小瀬川、そしてその奥に、雪をかぶった羅漢山が見える。羅漢山は中国山地の中でも南にあるから、晴れているのですね。あっちに行けばよかったかな、と、ちょっと思う(笑)。 | ||
急登続く。気分良く高度が上がるからいいけれど、ここはできるなら下りたくない。 | ||
ようやく傾斜が緩んだ。 | ||
黒滝山山頂。展望なくつまらない。下山予定のルート分岐を確認し、写真を撮って稜線を北へ、展望岩を目指す。 |
場所を移動すると三倉岳も見える。 | |
こちらは下流。弥栄大橋が見えている。 | |
こちらは上流。最奥に羅漢山と法華山が見える。 | |
柳井から来たという単独の女性と相似形で、ランチの準備をする夫。反対側から見ると・・・↓、 | |
こんな素晴らしいランチ場所。ただし空気はとても冷たく、寒い。 | |
ランチ後、山頂へ引き返し・・・、 | |
登路(右)との分岐を左へ、反射板ピークを目指す。 |
途中、風のない気持ちの良いひだまりがあったので、コーヒータイムをとった。 | |
前方に反射板ピークが見えてきた。当然あそこまで尾根通しで行くのかと思いきや・・・、 | |
登山道はどういうわけか右の谷に下っていき、頭の中に「?」が点灯する。 | |
谷から斜面を登り返すと隣の尾根に乗り、さっき黒滝山を登るとき右に見えていた大岩壁の上に出た。この写真はそこから南側の展望。 | |
こちらは北側の展望。さっき登った尾根が見える。 大岩壁の上からは南北とも眺めは素晴らしいが、冷たい突風が吹き、ものすごく寒い。とてもゆっくり眺めている余裕がない。 |
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さて、「ここは反射板ピークの尾根じゃないんだけど・・・」と思いながらも、尾根上には道があるので進んでいるうち、岩場に当たり、登山道が消滅した。目指す反射板ピークの尾根が谷の向こうに見える。どうやって向こうの尾根に移動すればいいのだろう。 こういうときは引き返してみるのに限る。岩場周辺にそれ以上道がないのを確認して、しばらく戻ると・・・、 |
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果たして尾根から尾根へと移動する連絡道があった。この写真の左側斜面の上が、反射板ピークになる。 それにしても、上の写真の岩場まではしっかりと踏み跡がついていて、少なくない数の人が道を間違っていることが伺える。 |
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連絡道と尾根が合流したところから左へ、反射板ピークまで行ってみた。ところが期待に反して展望はなし。すぐ引き返す。 | |
連絡道と尾根の合流地点から、弥栄ダムの展望。橋がずいぶん近づいた。 | |
滑りやすい花崗岩の尾根を下る。 |
岩場からはロープ(ケーブル)のかかる急な下り。 | |
やがて前方の小ピークを避け、トラバース道となる。 | |
小ピークのトラバースが終わり尾根に乗ると、十字路があった。 | |
十字路の近くには、こんぴらさんの祠。 | |
十字路の標識に「弥栄橋」とあったので、近道になると思いそちらに下ってみたものの、途中から道はシダ藪となり、ついには消滅した。 | |
そこで十字路まで引き返し、南へ向かう。こちらはしっかりとした登山道。 | |
民家跡を過ぎ、植林帯に入る。 これで問題なく集落まで下れるかと思いきや、踏み跡をたどっているうちに竹林の谷筋に入ってしまい、あまりの急坂に下れそうもないと判断して登り返す。 |
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すると耕作地跡があった。ようやく人里の気配がしてくる。そして・・・、 | |
写真の右奥から、客神社に下りてきた。ここからは車道をジグザグに歩いて後飯谷の集落を抜け・・・、 | |
R186に出てくる。 | |
左側に白滝山を眺めながら、駐車場所に戻る。 黒滝山はあなどれない山のようで、展望岩(今日のランチ場所)から北への登山道がわかりにくいという記録がいくつもある。それは南に縦走しても同じで、つねに現在位置を把握していても肝心の道が消滅してしまい、三度も引き返しを余儀なくされた。その分、頭をしっかり使う、なかなかおもしろい山だった。 |