突然、夏山へ 2001年7月24〜26日


御嶽登山道から中央アルプスの稜線を眺める(モデルは父)


山のイラスト 「梅雨明け10日」、山に登っていればいつかは耳にするこの言葉。でも、晴天が続くというその時期に、「夏山」と呼ばれるような山に自分が行くことになるなんて、出発の1週間前にはまったく考えてもいなかった。避暑に行った実家で「あんたも行く?」と言われ、思わず「行く」と決めたのは、なんと出発日の前日。(あー、フリーランスで良かった。)

行き先は御嶽山と恵那山。出発の日、慌ただしくザックを詰めるかたわら、焦ってインターネットで調査をする。3000m級の御嶽山はアルプスの展望台。初心者としては案外いい山かも!と期待がたかまったところで、両親との待ち合わせ場所へ。

7月23日午後3時半、廿日市ICから高速に入り、山陽道〜広島道〜中国縦貫道〜名神道〜中央道と乗り継いで行く。夜10時過ぎまで走って、今夜の泊まりは中央道の虎渓山PA。乗用車と大型車のスペース分けがあいまいで、休憩のトラックがひっきりなしに入って来てはエンジンを止めずに仮眠するので、ブルンブルンとやかましい。その上、PAなので道路がすぐ側にあり、そこを通るトラックの音もゴーッゴーッと、この世のものとも思えない。泊まるにはPAよりSAの方がいいと心底思った一夜だった。

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