入笠山 1955m (2)  2018年9月28日


地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:15ホテル・・・8:25富士見パノラマチケット売り場8:30・・・8:40ゴンドラ山麓駅===9:00ゴンドラ山上駅・・・9:10入笠湿原・・・9:20山彦荘前・・・9:30マナスル山荘・・・9:45分岐・・・10:05入笠山山頂10:50・・・11:08仏平峠・・・11:12首切り清水・・・11:25大阿原湿原入口・・・11:40テイ沢分岐・・・12:00湿原入口・・・12:20八ヶ岳展望地12:25・・・12:40マナスル山荘13:15・・・13:25入笠湿原・・・13:40ゴンドラ山上駅周辺13:55===14:15ゴンドラ山麓駅・・・14:25シャトルバス乗り場

コースタイム
(歩行時間)
3時間55分
同行者
その他 富士見パノラマリゾートゴンドラ往復 1450円/1人(割引価格)


登山靴のイラスト 小海線側の八ヶ岳の展望台が飯盛山なら、中央線側の展望台は入笠山だろう。前回、夫と登ったこの山に、今回は母と行くことにした。

初日は富士見高原へ。

この秋は残暑はなかったものの、天候が安定せず、2日続けて晴天というときがない。今回も初日は午前中までの雨の影響で、富士見高原から見る南アルプスはこの通り雲の中。

天気がよければ創造の森に上がって展望を楽しもうと考えていたが、周囲の山が見えないのに行っても仕方がない。そこで花の里だけを散歩することにした。

←この写真はロマンスエリア。百日草がまだ咲いていたが、どうも「造られた花」というのが好きではない私(母も)。ささっと通り過ぎます。

白樺エリアに入る。ここは以前から来てみたかったところ。

ロマンスエリアとは違い、ここは造られたものであっても、自然の感じが残してある。

かわいらしいシュウメイギクの花。 もちろん手入れはされているのだろうが、ダリアや百日草のような、これ見よがしな花とは全然違う。

高原の雰囲気たっぷり。歩くにはいいところです。

目をひくツタウルシ。これは絶対栽培じゃないな(笑)。

ロマンスエリアと白樺エリアを歩いた後、創造の森への登山口まで往復してみた。

←ここが登山口。
ちなみに創造の森へは、白樺エリア付近から有料の自動カートでもいける。というか、おそらくそれが主流。登山口を偵察する人はほとんどいないでしょう(笑)。

夕方となり寒くなってきたので、タクシーで入笠山の麓の小さなホテルに移動。サラ・ブライトマンのBGMの中、おいしいフレンチ風夕食を楽しんだ。



登山靴のイラスト (本編はここから)
翌朝、5時に目覚めたときには、まだ八ヶ岳は濃い霧の中だったが、ホテルの朝食をとっているうちに、少しずつ霧が晴れはじめ、出発する頃には・・・↓

すべて見渡せるほど晴れ上がった!

こちらが宿泊したホテル。2部屋しかないので、とても静かで大人の雰囲気。

そしてこのホテルからは、富士見パノラマリゾートに歩いて行けるのです! ホテル裏手の道を登り、鹿柵を越え、林間を抜けて登ること10分。

チケットを買い、さらに5分、ゴンドラ乗り場にやって来ましたー!

乗車時間が長いゴンドラからは、周囲の展望をたっぷり楽しむことができる。

ゴンドラを降りると、すぐ側にハイキングコース入口がある。

紅葉も始まっています。

樹林帯を抜け、鹿柵を開けて入笠湿原に入る。

ボードウォークを下りていきます。

すっかり草紅葉の入笠湿原。
花はまったくなさそうに見えるが・・・、

エゾリンドウの花が残っていた。

天気は最高!

山彦荘前から振り返る入笠湿原。
左の矢印を下りてきた。帰りは右の矢印を登ります。

車道を避け、遊歩道に入る。

カラマツ林の遊歩道。

カーテンのようなサルオガセ。

マナスル山荘前を左折。












カラマツ林ごしに見る八ヶ岳
(いちばん左が峰の松目、いちばん右が赤岳)











こちらは蓼科山と霧ガ峰










しばらく尾根筋を登り、岩場コースとの分岐を左にとる。どちらに行っても大差はない。

秋色の山肌を右手に見上げつつ・・・、

最後にぐいっと登る。
写真は振り返ったところ。甲斐駒ガ岳を背負って登っています。

ゴンドラを降りて1時間。入笠山山頂に到着!
早速展望を楽しみましょう。






東側はもちろん八ヶ岳の全貌
いちばん右側の権現岳、編笠山、西岳は雲に入ってしまった。






こちらは西側
中央アルプスから北アルプスまで見える。

入笠山山頂からの詳しい眺めはこちらをどうぞ。





山頂に着いたときには隠れていた富士山が見えたところで満足し、山頂を下りて大阿原湿原へ向かう。

急な下り。
この後、平坦な尾根に乗り・・・、

少し下ると、傾斜は緩む。

仏平峠で左折。

車道に下りて右折。

首切り清水の水場(飲めない)。

車道歩きではあるものの、スカッと抜けた青空に色づき始めたカラマツ。気持ちが良い。

大阿原湿原入口にやってきた。反時計周りに一周します。












































ボードウォークが終わると、土の道となる。
右手に見上げる山肌はこんな様子。










秋色の湿原を奥へと歩く。

湿原の最奥で、テイ沢への分岐を見送り、左折する。

前半とはまるで雰囲気の違う森の中の道。

ちょうど30分で湿原を一周。車道を歩いてマナスル山荘に戻ります。

カラマツ林。

八ヶ岳展望台。
富士山も見えている。











さっきまで隠れていた権現岳辺りが
だいぶ見えるようになった。
この後に期待!










マナスル山荘に戻りました。

遅めのランチはビーフシチュー。
山頂でも大阿原湿原でも何も食べず、ガマンした甲斐があった。

マナスル山荘の前。御所平の草原を下りてくる小学生たち。

入笠山湿原まで戻り、これから登る道を眺める。

登りながら振り返るとこんな感じ。











ゴンドラ駅まで帰ってきた。
ルバーブソフトクリームを食べながら、またも八ヶ岳の展望を楽しむ。
西岳は見えてきた。
権現岳と編笠山が見えるまであと少し!










ゴンドラに乗っているうちに、すべての雲がとれ・・・、

見えました! 左から旭岳、尖った東ギボシ、権現岳、手前に西岳、そして編笠山。











しつこいようですが、赤岳(右)と阿弥陀岳
ゴンドラ山麓駅より











富士見パノラマリゾート駐車場より
八ヶ岳全容
電線をなくして欲しい(笑)











しつこいようですが、
左から硫黄岳、横岳、阿弥陀岳、赤岳
午前中は逆光でシルエットにしかならない山々が、
この時間になると陰影が見えてくる。










シャトルバスで富士見駅に移動。











さらにしつこいようですが(笑)
富士見駅から見る八ヶ岳
ここまで下りると西岳が高く見えます。










電車で上諏訪に移動。
ホテルの部屋から諏訪湖の夕陽を眺め・・・、

夕食前に隣の片倉館にひと風呂浴びに行く。

美術館のように見えるこの建物は、れっきとした公衆浴場「片倉館」。実は上諏訪に泊まるのはもう4度めになるけれど、これまでは行く機会がなかった。今回は同じ系列のホテルに泊まり、無料券がもらえたので行ってみました。





翌朝は雨。

朝食前に諏訪湖畔を1時間あまり散歩。
この島は、諏訪湖花火大会のために人工的に造られた島だそうです。

雨なので観光する気にもならず、りんごを買って早めの帰途につく。いちばん晴れてほしい昨日1日だけ、よくもまあ晴天であってくれたものだと思う。

それにしても産地のりんごは安いですね。まるまるしてしっかり固い秋映が100円!車だったらひと箱買って帰るのだけど・・・。

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