飯森山 1658m (2)  2015年4月28日


美し森から見る飯盛山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:10平沢峠獅子岩登山口…9:43平沢山分岐…9:45平沢山9:55…10:00分岐…10:15飯盛山山頂10:20…10:30見晴台10:50…11:02平沢山分岐…11:08分岐…12:30登山口

コースタイム
(歩行時間)
飯盛山: 1時間45分
清泉寮周辺散歩: 1時間10分
合計: 2時間55分
同行者 母 (夫@別行動)
その他


登山靴のイラスト 昨晩清泉寮新館にチェックインし、露天風呂に入ったときは上空に雲があった。しかし今朝5時に起きてみると快晴!早速朝食前の散歩に出かける。

背後に権現岳が大きい清泉寮。

清里はまだ桜の季節。



広大な清泉寮の敷地からは、南西側に南アルプスも見える。
1時間あまり散歩。朝食後、今日の活動開始。


車で平沢峠に移動。昨年と同じくここから飯盛山に登る。
昨年と違うのはこの見事な眺め。










「フォッサマグナ発想の地」説明板
平沢峠は、ナウマン博士が大地溝帯(フォッサマグナ)を着想した場所だという。

素人の我々にはそう言われても「どうして?」という感じだが、
どうやら彼の目は目の前の八ヶ岳ではなく一気に南アルプスまで飛び、
八ヶ岳と南アルプスとの間に巨大な落ち込みがあるのを感じ取り、
「ただの谷ではなさそうだ」と思った・・・、
みたいです(←自信なし)。





それはともかく・・・、











これこそ「八ヶ岳の東側」の眺め
残雪豊富な時期に来て正解。西面に比べて雪が多く美しい。











残雪の連嶺を拡大してみました。
左から三ツ頭、権現岳、キレット、キレットの手前に牛首山、赤岳、横岳、そして硫黄岳の一部










ひとしきり展望を楽しんだ後、夫は車で別の目的地へ向かい、母と私は飯盛山へ登山開始。

おっと、ハハ、車からザックをおろすのも忘れて展望を楽しんでいるうち、夫が出発してしまいました(> <)。

しかし昨年の経験からどんな山かわかっているので、ムスメのザックの中身で充分と、そのまま歩き出す。

小ピークを越え、カラマツの下、気持ちのいい尾根道となる。

左手に野辺山天文台を見下ろす。

オット、実はいまあそこにおります。この頃宇宙物理学に興味を持っているので、きっと後で講釈を聞かされるでしょう(笑)。

平沢山直下の分岐まで登ってきた。昨年は展望がなかったので右のトラバース道をとった。晴天の今回は、平沢山に登ってみましょう。

広い山頂。

野辺山高原を見下ろす。右上に男山、御座山(奥)、天狗山の特徴ある山容。

登って来た方向にはもちろん八ヶ岳。











南アルプス
左から鳳凰三山、北岳、早川尾根、甲斐駒ガ岳










これから行く飯盛山(左)と、遠くの茅ガ岳(右奥)。
実はこの二つの山の間には富士山も見えていた。しかし肉眼でようやくそれとわかる程度の見え方。写真に写すのは難しい。

こちらは秩父方面。大きい山容が金峰山、その手前左側に瑞牆山のシルエット。

さて平沢山を下山します。眼下に飯盛山へと続く尾根道が見え、最高に気分がいい。

トラバース道と合流し、小コブを越えると、分岐がある。昨年は左から飯盛山に行った。今回は右へ。

すると昨年下った清里への道の分岐を右に見送り、牧柵を入って最後の登りとなる。

最後の登りから振り返ると、団体さんが登ってきていた。

2度めの飯盛山。広島からこの山に2度登る人も相当珍しいでしょうね(笑)。

山頂は昨年秋からずいぶんと整備されていた。ただ、菰をかぶった三角錐のようになり、ゆっくりと腰を下ろして寛げる場所も、うまく背景を入れて写真を撮れる場所もほとんどなくなっていた。とは言え・・・、











山頂からは八ヶ岳の大展望!

「なにごとも一度で諦めたらいけんね」
「ほんまじゃねー、二度来て良かったわー」
という会話が交わされたのはもちろんです(笑)。










さて、山頂にスペースがなかったので、手前のピーク(見晴台)に戻り・・・、

コーヒータイム!

見晴台から、平沢山(中断右)や歩いてきた尾根筋と、その上の八ヶ岳。











平沢山の上に赤岳、横岳、右奥に硫黄岳。











今回はピストンなので、平沢峠に向けて下山。










帰りは平沢山の下をトラバース。

トラバース道からは、前回下山した尾根を見渡すことができた。











平沢峠近くまで下りてきました。
八ヶ岳は終始視界にあり、満喫。










下山後、夫が天文台から迎えに来るのを待つ間、獅子岩で小休憩。ここからの展望も素晴らしい。












獅子岩から見る金峰山と瑞牆山
手前には芽吹き始めたカラマツ林










夫と合流。JRの駅でいちばん標高が高い野辺山駅へ。

ホームから清里方面を眺める。

またやって参りました、JR線路の最高地点。
前回は背景がガスでしたからね(笑)。

幸せの鐘の向こうに、八ヶ岳がよく見えています。

サントリー白州工場 午後は観光しながらのドライブ。R141で南下し、長坂を抜けて八ヶ岳の南西へ。ここにやってまいりましたー!

「マッサン」に触発されたというのもあるけれど、黒戸尾根を登ったとき、登山口に行くタクシーの車窓から、道路標識に「サントリー白州」とあるのを見て以来、気になっていたのです。

白州工場の駐車場から見る八ヶ岳。左から編笠山、権現岳、三ツ頭。

清里への帰路は、長坂から県道28号(清里高原道路)。清里と小淵沢や長坂をつなぐ道路では、これがいちばん景観に恵まれている。八ヶ岳高原大橋(「黄色い橋」)からは、逆光ではあるもののこんな景観を楽しめた。

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