恐羅漢山 1346m (11)
夏焼峠〜1131.8mP〜管理道〜台所原〜山頂〜立山尾根
2012年11月3日


台所原平から見上げる恐羅漢山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:25牛小屋高原…9:55夏焼峠10:00…10:10 1131.8mP…10:18管理道分岐…10:30管理道…11:05管理道終点広場(台所原平)11:35…12:55恐羅漢山山頂13:45…13:51分岐…14:40牛小屋高原

コースタイム(歩行時間) 3時間50分
同行者 フジさん、チカちゃん
その他


登山靴のイラスト 夏前から高山の紅葉時期にかけて休止状態だった女子登山。久しぶりの今日は広島県最高峰への挑戦。この秋は寒くなるのが早く、恐羅漢山は昨日早くも初冠雪した。真っ白になった山を昨晩ニュースで見て、もしかすると山頂では雪が見られるかも・・・と、楽しみにしていた(のはきっと私だけです)。

今日はフジさんの運転で、大規模林道から牛小屋高原を目指す。松原の交差点を左折した後は見事な芸北の紅葉の中、下界暮らしでは想像できない紅葉の進み具合に、フジさんもチカちゃんも大喜び♪

駐車場から、まずは夏焼峠(なつやけのキビレ)を目指す。

トラバース道は大した急登もなく、周囲はとても美しい。

葉を落とした木々と、まだ鮮やかな木々。

夏焼峠に到着。ここで衣服調節をしましょう。

キビレからは急な登り。

と言っても、10分ほどで立木の美しい1131.8mピークに飛び出す。

1131.8mからは傾斜が緩む。行く手に見えるのが恐羅漢山。まっすぐあそこに登れば近いけれど・・・、

今日は稜線上の分岐を右折。台所原を目指す。

ブナの黄葉の下、管理道に向けて下っていきます。


(チカちゃん撮影)
倒木をまたぐフジさん。女子登山も回を重ね、倒木くらいでは誰も驚かなくなった。

稜線上はすっかり落葉していたけれど、管理道に下りると周囲の紅葉が色濃い。

管理道を下っていく。雪がない時期にここを歩くのは4年ぶり。

中の甲林道終点広場(台所原平)に到着。晴れ間も出てきて、ここでおふくろ弁当のランチタイム。







台所原平の木々も秋の装い。









いよいよ台所原。

















言葉はいらない世界です。

















例のブナトチ(フジさん撮影)。

恋人たちの木と言ってもいいけれど、
過ぎ去ったあんなことやこんなことを全て包含して
なお寄り添うこの姿は、夫婦の木と言う方が相応しい。







高度が上がると、葉を落としたブナが目立つようになってきた。

この付近で、上から下りてくるご夫婦があった。普通に挨拶をして通り過ぎ、「あ、前にもすれ違った人たちだ!」と気がついて振り返ったのと、後ろから「グレイシャーさんじゃない?」という声が聞こえたのがほぼ同時だった。すれ違ったのは気ままな山登りさんご夫妻でした。理知的な雰囲気の奥様と、優しそう(かつおもしろそうな)なだんな様。素敵なご夫婦です!(気ままさんたちの当日の記録はこちら。)

さて、これでイタリア人の山本隊長にも出会ったし、次はイギリス紳士の修行僧さんに出会いたいものです。(って、どこの国にいるんでしょうか。)

山頂が近づくに連れ、傾斜は急になる。

山頂付近には昨日の雪が残っていた。あと少しで雪の季節がきます。

広島県最高峰に立つ女子登山隊。


(チカちゃん撮影)
内黒峠方面を見ています。

気温9℃の山頂でコーヒータイムをとり、下山にかかる。

立山尾根分岐を右折。急な下り。

空が急速に晴れてきた。









遭難碑のある尾根を下る。(チカちゃん撮影)

写っているのは、実は計画部の会社の同僚とその奥さま。
オフィスが違うから会社で会うことはないのに、
山頂でばったり出逢ってお互いびっくり。
もの静かにコーヒーを楽しむ2人の側で、
おしゃべり爆発で騒いでいて申し訳なかった(冷汗;;







尾根を下っていくと、展望地に出る。2人の右側に見えるのは、内黒峠から十方山への長い尾根









展望抜群の下り。









そしてゲレンデを自由に下っていく。









さっきからずっと見えているのは、
牛小屋谷のダムと、その上の深入山。
ダム周辺の紅葉、きれいですねー。

あのダムには行けるのかって?
こうやって行きます(笑)。
(ダムから先は初心者だけで行くのはやめた方がいいです。)









朝歩いた1131.8mピークを見る下り。

「こけんちゃんなよー」って、
広島以外の人には日本語に聞こえないかも(笑)。







ゲレンデの最下部まで下りてきた。ここからも深入山が見える。

下山後はフジさんに頼んで聖湖へ。堰堤から三段峡の谷を見下ろします。

こちらは聖湖と臥龍山。

湖畔の紅葉はこんな感じ。ここに来るといつも、五大湖の側に住んでいた頃を思い出す。

ドライバーフジのハンドルさばきで、くねくねした湖畔を一周。おかげで恐羅漢山の紅葉に加えて、信州にもひけをとらない芸北の紅葉をたっぷり楽しめた1日となった。

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