聖山から見る冬の恐羅漢山
山頂の左側が広島県、右側は島根県
データ | |
行程 |
9:50牛小屋高原…10:00百本杉10:05…10:25主稜線…10:50管理道…11:30台所原平12:20…13:55恐羅漢山山頂14:35…15:05下山路尾根…15:20百本杉…15:30牛小屋高原 |
コースタイム(歩行時間) | 4時間05分 |
同行者 | ぽち隊長、夫 |
その他 | 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人 |
今日は久しぶりにお散歩犬ぽち隊長との雪山。樹氷や霧氷を見たかったので、行き先を恐羅漢山とした。ルートは2年前と同じ。 内黒峠を越えてスキー場にたどり着いてみると、駐車場は超満員。車道に停めるように誘導された。九州ナンバーの車多し。こんなに賑わう恐羅漢スノーパークを見たのは初めて。 |
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ゲレンデの側を通り、写真の谷を渡ってトラバースで北上していく。今日もふわふわの雪。 | |
大きな尾根を越えて・・・、 | |
百本杉で左折。緩い尾根に取り付く。 | |
ものすごく気持ちのいい尾根。今日はトレースがあり、ラッセル不要。 | |
あっという間に主稜線に乗った。山頂へはここから左。我々はトレースのない右側へ少し進み・・・、 | |
北西へと延びる支尾根に乗る。左側に写っているピークは天杉山. 新雪にトレースがないので、ここですでに埋まりまくってしまう。これから下って、登り返すのが不安になってきた。 |
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こちらは広見山方面。 | |
尾根を下って杉林を抜けると、管理道に下り立つ。もちろんトレースなし。
(ツマ)「そうそう、ラッセルだと大変よねぇ」
(オット)「この管理道が長いんだよなぁ」 あ゛ ( ̄∇ ̄;) |
管理道は大量の積雪にすっかり様相を変え、場所によってはただの斜面と化していた。
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いつも立ち止まって写真を撮る場所。中央の聖岳の左右に高岳と臥龍山。今日の臥龍山はかなりぼやっとしています。 | |
中川山(なかがわやま、なかのごうやま)が迫ってきた。 管理道はトラバース道のため、傾斜を利用して効率良く下りていくことができず、一歩ずつ進むしかない。風もなく暖かい日で、台所原平に下りるまでに汗をかいてしまう。 |
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40分ほど管理道を歩いて、台所原平(中の甲林道終点広場)に到着。 | |
ただ堀り散らかしているようにしか見えませんが・・・、 | |
ちゃんとテーブルができました! | |
台所原平から山頂を見上げるとこんな感じ。 写真右下にわずかに覗いているのが中の甲林道の看板。 |
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ランチ後、台所原の鞍部へ向かう。この部分は雪がある方がよほど歩きやすい。 | |
鞍部の標識。埋もれていますねー。 | |
台所原には、何度来ても目に留まる木が何本かある。この木もそんな中の一本。 | |
スキーのトレースが数本あるだけで、誰も歩いていない。 | |
こちらのブナトチも健在。 | |
高度が上がると、樹氷や霧氷の世界となる。
クランポンが縦についているわかんではグリップがきかず、ふくらはぎの筋肉が疲れてきた。かと言ってスノーシューでは、すくい上げる雪の重みがかかるのできつさは変わらないはず。(←オット、苦戦中。) ともかくこのさらさらの雪質では、どんな道具を使っていても時間も労力も使ってしまう。 そんなとき役にたつのは・・・、
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ぽちラッセル隊長!見よこの豪快なトレース!!
このときと同じくラッセル貢献度は行程の80%におよび、嬉々として散歩にいそしむぽち隊長の作ったトレースに、ずいぶん楽をさせてもらった。
あー、今日声かけて良かったー(笑)。
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霧氷の中を山頂目指して登ります。 |
お疲れさま〜。 では優雅にコーヒー&ティータイムにしましょう。 |
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今日のデザートは、パティシエールグレイシャーのキャラメルガトーショコラ。 | |
山頂から見る深入山。 | |
こちらは十方山。右から北十方、奥三ツ倉、丸子頭。 |
花が咲いたような霧氷の林を抜け・・・、 | |
少々急な下りへ。 | |
今回も登路にとった百本杉(白い矢印)に下りる支尾根を下山しようと考えていた。しかし地形図を見ずに主稜線を下りているうちに、いったんは目的の尾根に乗ったにも関わらず確信が持てず、結局、一本北側の緩い谷の中にある小尾根を下ることに・・・。
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そして谷に下り、トラバースするように登路の尾根に戻ってきた。(右側が登路のトレース)。 |
恐羅漢山の主稜線は、尾根がだだっ広いため積雪期にはものすごくたくさんのトレースが錯綜し、今回のようにぼーっと歩いていると、正確な自分の位置がすぐにわからなくなる。前回はしっかり地形図を眺めていたのでちゃんと自分たちのトレースに戻れたけれど、今日は山男2人がいるので油断していた。ま、右側(東側)の支尾根ならどれを下りても牛小屋高原と夏焼峠を結ぶトラバース道のどこかには当たるこから、問題はないと言えばないのですが・・・。
ともあれ今日は新雪がたっぷり降り積もった台所原を登り、恐羅漢山ならではの美しさを堪能して充実した1日だった。 |
@あまりの積雪量に、主稜線に乗ってから、展望地(尾根地形が明確になり始める辺り)のある尾根を見極めきれず、隣の尾根に乗りそうになる。すぐ気づいて修正。この付近はなだらかなので 雪が多いとわかりにくい。 A赤と緑のラインの接点付近で尾根が分岐する。赤のラインが夫が下りた尾根。急だけどこちらでも下りられるそうです。緑のラインはぽち隊長と計画部ツマが下りた尾根。2009年以来毎回使っています。 Bトレースに惑わされて妙な迂回をしていますね(- -;; Cいったんは計画通りの尾根に乗っていたことがわかります。 |