恐羅漢山 1346m (8) スノーシュー
夏焼峠〜1131.8mピーク〜支尾根〜管理道〜
台所原〜山頂〜主稜線〜支尾根
2010年1月3日


樹氷に覆われた恐羅漢山山頂部
(中の甲林道終点広場(台所原平)より)

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:45牛小屋高原駐…10:15夏焼峠10:25…10:35 1131.8mピーク10:40…11:10管理道…11:45中の甲林道終点広場(台所原平)12:35…14:10恐羅漢山山頂14:45…15:40牛小屋高原

コースタイム(歩行時間) 4時間15分
同行者
その他 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人


登山靴のイラスト 年の瀬寒波で降った雪も落ち着いた三が日の3日め、恐羅漢山に出かけた。雪のない時期には入れないルートを見つけたり、足跡もスキーの跡もない雪の上を歩いたりする積雪期ならではの楽しみを期待して、ルートはこのときと同じ。

スキー客に混じって駐車場に車を停め、夏焼峠への道を歩き出す。左手に見上げる恐羅漢山はこんな感じ。こちら側からはスキー場があるせいもあって、それほど魅力的な山には見えない。

夏焼峠へは立派なトレースができていて、それをたどる。

峠の積雪はこの程度。まだまだ少ないですね。

峠から1131.8mピークへ登る。尾根に乗るとふたたび恐羅漢山が姿を見せる。

ピークから振り返る砥石郷山。

スラリとしたブナが四季折々に美しい1131.8mピーク。

ピークから先のトレースは風と積雪ですっかり消えてしまっていた。コンパスを調整して歩き出す。足元の雪は踏むたびに「ググッ」と、「いい雪」の音をたてている。

行く手に恐羅漢山。山頂部をよく見てみると・・・、

樹氷の森。

右折して支尾根に乗る。前方に天杉山や野田原の頭の眺め。

尾根をどんどん下って、管理道に下りてきた。

(ツマ)「Fさんと来たかったよね〜。彼雪好きだし。」
(オット)「いまごろ大山で『体を鍛え、肝を練』ってるんじゃないか?」
(ツマ)「(爆笑)言える〜!」
(なんのことかわからない人はこちらをどうぞ。)

管理道から見る臥龍山(ズーム写真)。

だらだらと管理道を下っていくうち、中川山が目の前に近づいてくる。

そして中の甲林道終点広場に到着。(最近つけられた名前にしたがえば「台所原平」・・・。)

広場でランチの味噌煮込みうどんを楽しみつつ、樹氷に覆われた山頂部を見上げる。あそこまで登るのがとても楽しみ・・・。

台所原の標識から、ほぼ夏道の通りに登っていく。トレースはまったくない。山スキーの跡もないバージンスノー(o^ ^o)

台所原周辺のブナ林には、背の高い木が多い。

例のゆがみブナ。(しつこいようですが、広角だから歪んでいるわけではありません。)

そしてこちらもおなじみの2本の木々。

ここの積雪はおそらく60〜70cm程度。この下には充分アレが入るスペースがあるわけで・・・。しかも明らかに誰かが作ったようなこの入り口・・・(汗;;)

上部に行くに連れ傾斜は急になる。雪も深くなり、樹氷の世界に入ってきた。新しい雪はサラサラで、スノーシューを蹴り込んでもずり落ちてしまい、なかなか登ることができない。今日はガンガン登るSさんがいないので、年末には切り込み隊長だった夫がラッセル隊長へ変身(笑)。

振り返るとこんな景色。

山頂部に出てきた。コンパスは山頂に合わせていたが、深い雪に歩きやすいところを選んで登っているうちに、山頂よりやや北側で稜線に出ることになった。

風があまりないので、山頂でコーヒータイム。

山頂から北側の眺め。

上の写真から右に目を転じると、こんな景色。

そして南側に十方山(右のピークが奥十方)。

ようこそ妖精の世界へ〜。
って、写っているのは妖精とは程遠い物体ですね;;

信じられないような景色を眺めつつ、下山開始。

どなたか余裕のある方がいらしたようです。でもこれ、ガスの中からぼーっと現れたら相当コワイかも(笑)。

広い尾根は方向さえ誤らなければ好きなように下れる。

昨年も下った支尾根に乗った。ここもトレースがないのを期待していたが、今日は登り下りともこの尾根をとった人がいたようで、スノーシューの跡があった。

夏道のトレースが見えるところまで無事下りてきた。あとは牛小屋高原に戻るだけ。

2010年最初の山は別世界のような樹氷の中を歩き、心の底から満足できた。いこいの村でおフロに入り、大黒ラーメンで締めれば、明後日からの仕事への切り替えもバッチリというもの(で、あって欲しい・・・)。

それでは最後に、台所原から山頂部までの眺めをもう一度振り返ってみましょう(↓)



なんだかポフポフという音が聞こえてきそうですね。









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