内黒山 1082m 〜 藪ガ迫山 1050m 〜 1068m峰 〜 サバの頭 1073m
(スノーシュー&ワカン)
2012年1月28日


1068m峰から見るサバの頭

地図とコンパスのイラストデータ
行程

12:15内黒峠…12:50内黒山…13:10藪ガ迫山13:15…13:25尾根分岐…13:40オキビレ…13:50 1068m峰南側…14:00 1068m峰…14:20鞍部…14:45サバの頭14:50…15:00鞍部…15:20 1068m峰南側15:40…15:45オオキビレ…14:15内黒峠

コースタイム(歩行時間) 3時間30分
同行者
その他 入浴@ひまわり 300円/1人


登山靴のイラスト 今日は空模様がいまひとつなので、歩くことそのものを楽しめる山に行くことにした。内黒山とサバの頭は、マイナーなだけに、静かな雪の山を楽しめる。

内黒峠に車を停めて準備。私は今日はスノーシュー。

ひと登りして杉林を抜けると、ブナ林となる。日が差していい感じになってきた。

登ること30分、傾斜が緩み内黒山山頂が近づく。

こちらが内黒山山頂。標識なし。コンパスを振り、藪ガ迫山へとつながる尾根を探す。この山頂は広くなだらかなので、コンパス必須。

藪ガ迫山への尾根に乗った。

無雪期の登山道が尾根のすぐ南側をトラバースしている地点。雪のあるときに尾根上を歩くと、こんなに大きな深入山を眺めることができる。

ほぼ同じ場所から眺めるサバの頭。案外遠いのです。

林道に下り、わずかに登り返すとすぐに藪ガ迫山。雪深いですねー。

藪ガ迫山からは林道を通らず、内黒山の北東の尾根が分岐する地点に戻る。そして分岐を北にとると、広くなだらかで気持ちの良い尾根に乗る。

尾根が下り始めると、行く手に今日の3つめと4つめのピークが見える。夫、深雪に難儀しています。

ここの杉はいつ見ても芸術的。バラツキ具合がいいのでしょうか。

林道の分岐があるオオキビレを過ぎると、ブナの回廊を通る。

1068m峰の下で、いつもの如く夫が、「オレ、ここで新聞読んで待ってるよ」と言うので、ツマだけサバの頭まで行くことになった。

写真の右奥には林道が延びている。しかしせっかく雪がたくさんあるのだし、林道ではなく尾根(矢印)を登っていった。

こちらが1068m峰の山頂。赤いのは山頂標識ではなく、境界見出標。こんなピークに登る人は山仕事の人くらいで、登山者で登ったことがある人は皆無に近いだろう。(←どれだけモノ好きなのやら・・・)。

1068m峰からサバの頭との鞍部に至る尾根は、途中で曲がっている。そのことを山頂で確認して、「間違えないようにしなくては」と思っていたのに、違う尾根に乗ってしまった。すぐに気がついてリカバリを図り・・・、

サバの頭の取り付きまで来た。この急な斜面を登ると、すぐになだらかな尾根となり、途中に等高線の閉じないコブが2つ。

1人ラッセルに疲れを覚えながらも、最後の登りにかかる。

大きな岩が連続して2つ現れると、山頂まであと少し。

サバの頭山頂。ここ自体は展望がないが、この写真の左奥に見える雪の塊(大岩)に乗ってみると・・・、

西中国山地の名峰群が眺められる。残念ながら今日はゆっくり眺めを楽しむほどのクリアな空でもなく、5分休憩して、すぐに下山にかかる。前回の記録をぜひご覧ください。

1068m峰との鞍部まで戻ってきた。帰りは林道を通ることにする。

林道は傾斜がないので、1人でラッセルしようとするとものすごく時間がかかる。自分でもじれったく思いながら、尾根を回り込み、谷を渡って歩いていく。これなら1068m峰に登り返した方が良かったかも、と思うも・・・、

この眺めに救われる。案外眺めはいい林道なのです。

1068mの南側まで戻ってきた。右側がさっきつけた自分のトレース。

待っていた夫とコーヒーを飲み、帰り道はオオキビレから林道に入る。

林道の途中から見る1166mP。内黒峠〜十方山縦走路上の一ピークというよりも、そこだけで目的地になりそうな名峰ぶり。

林道の法面を滑り落ちた雪。

ラッセルを交代しつつ、だらだらと林道を歩く。今日は最初から最後まで誰にも出会わなかった。

避難小屋が見えてきて、内黒峠に帰着。前回来たときに、次は相談役Fさんと来たいと思ったのに、Fさんはいまタイの空の下。さぞ雪が恋しいことでしょう。早く帰って来て、ぽち隊長も一緒にどこか行きましょう〜。

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