深入山 1153m (6)
ワカン+スノーシュー: 東登山口〜山頂〜東登山口
2008年2月23日


2人で登って楽しいところは、
仲間と登ってもやっぱり楽しい

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:25東登山口…9:50電波塔…10:00ワカン修理10:1010:25百畳岩…10:40深入山山頂10:4510:50引き返す…10:55山頂…11:05百畳岩11:1011:25電波塔…11:35リフト上部(ランチ)12:3012:40登山口

コースタイム(歩行時間) 2時間10分
同行者 Sさん、Mさん、夫
その他 入浴@いこいの村ひろしま 500円/1人


登山靴のイラスト 当初、今日は比婆山に行く予定にしていた。しかし週末が近づくに連れ、気象予報からは「強い冬型」といううれしくない情報が流れてくる。それでも昨日は決行を決めていたのだが、今朝になって「平野部でも雪が降る大荒れの天気」と、繰り返し言い始めた。比婆山は行くのに時間がかかる。行動開始時間が遅くなるので、こんなときに行く場所ではない。雨雲レーダーとその予測を見ると、西部ではお昼まで天候がもちそうなので、展望がなくても楽しめる臥龍山を目指すことに決定。Sさん、Mさんと待ち合わせてS号で出発。

戸河内ICを下り、深入山の麓まで来ると、意外にも空は晴れている。展望があるなら深入山の方がいいし、深入山なら行程が短いので間違いなくお昼には行動を終えることができると、とっさの判断をし、Sさんにいこいの村の駐車場に入ってもらった。

では、今日は道具の紹介から。写真のワカンは両親から借りてきたもの。先週、十方山でスノーシューの限界を感じ、ワカンを試してみたかったので、今日はこれをはいて登ります。

東登山口から登り始める。(南登山口には車が入れない。)

しっかりしたトレースができているので、それをたどって左側へ。まずはリフト上部を目指す。数日間暖かい日が続いていたので、雪はクラスト化し、ほとんど沈まない。先週、先々週と深雪の中で格闘した後では、とても楽に感じられる。

青空があると気分がいいですね。

尾根を目指して登る。尾根にたどり着いたら右折。そしてトップの写真の登りになる。

印象的な一本の木。

大きな横川(よこごう)の谷の向こう、水越峠をはさんで、右が恐羅漢山、左が十方山。

向山、蔵座山を背にした登り。今日も上に行くにつれて風が強くなってきた。しかも私がはいていた母のワカンのストラップが切れ(なにしろ使い込まれていたので・笑)、応急処置(って私ではなく夫がしたのですが;;)に思わぬ時間を使ってしまう。


上部に行くと、さっきまで見えなかった砥石郷山(右端)や、
さらにその右側には聖山まで見えてくる。

百畳岩のピークから山頂をのぞむ。

みんな気持ちいいですかぁ?

登り着いた山頂は、等圧線から予測した以上の、ものすごい強風。だけならまだしも、何度も突風の攻撃を受ける。なにかにしがみつくか(Sさん)、膝をつくか(夫)しないと、本当に飛ばされてしまいそうな勢いの風だった。

←両膝をついて飛ばされないようにしながら、かろうじて撮った聖湖。

下山はいったん林間コースの方に下りかけたが、北側になるため強風をまともに浴び、突風が来るたびに雪の中に転びそうになる。真面目に危険を感じたので、引き返してトレースをたどって下山することにした。

山頂のすぐ下は、登りはまだしも下りではかなり傾斜を感じる。強風にもさらされ、私は腰がひけていた(=_=;; 男性陣はみんな写真のように思っていただろうが、私はそんなことは思っていません。滑れないから(泣)。

この後、百畳岩の手前で立ち止まり、Sさんのザックから、驚異的に柔らかい草餅が出てきたときにはなんだかほっとした。

リフト上部まで戻り、ようやくランチタイム。ここまで下りていれば風もあまりなく安全なので、1時間近くゆっくりする。

下山後、いこいの村で入浴。そのまま帰る気がせず、吉和方面にドライブし、岩倉温泉でコーヒータイムをとった。

今日は山自体は2時間あまりしか歩いていないため不完全燃焼な感じは否めないが、こんなゆったりした時間が持ててとてもリフレッシュできた。夫と2人だと車中では丁々発止の議論になることが多いのだが(夫も私も白黒はっきりさせたいタイプなので;;)、SさんとMさんの穏やかな人柄のせいだろう、今日の車中はなんだかゆるゆるした雰囲気が漂い、足元からの温風と相俟ってとても心地良く、市内に戻って車を下りるのがいやになるほどだった。また一週間頑張れそうです(^-^)

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