白峰三山
2008年8月10日〜12日


鳳凰三山の稜線から見る白峰三山
南アルプスはずいぶん高いところまで緑に覆われている。
  
3日間で歩いた山々
     北岳     3192m
     中白根山  3055m
     間ノ岳    3189m
     西農鳥岳  3051m
     東農鳥岳  3025m


山のイラスト 8年前に計画したまま、北アルプス通いが続いて実現できずにいた白峰三山(白根三山)の縦走。「そろそろ違うところに行こう」という夫の一言で、積年の憧れの対象だった、大きな山塊をつなぐこの縦走路を歩くことになった。


電車のイラスト 移動日 切符のイラスト

今回の最寄り駅は甲府。2人分の往復切符(指定券含む)の数が、広島からの遠さを物語ります。トランプができそうだ・・・。

午後1時頃甲府駅に到着すると、異様な暑さに加え、盆地を囲む山の端の空が不気味に暗い色をしている。それから15分もしないうちに、白昼だというのに真っ暗になり、同時に稲妻が光り、雷鳴が響き、激しい雨が降り始めた。ときどきどこかに落ちているのか轟音がして、ビルの中にいても体にズシンと衝撃が伝わる。半端な雷雨ではない。ミシガン州のそれを思い出すような、大陸的な激しさだ。こんな雷雨に稜線で遭ってしまったら恐ろしい。今日1時ということは明日はもう少し早い時間に来るかもしれないから、朝は早めに出た方がいいね、と話しながら、2時発のバスに乗った。

広河原まで2時間ほどバスに揺られている間に雨は上がり、野呂川の吊り橋からは北岳の姿も見えていた。

北岳を拡大してみるとこんな感じ。大樺沢の雪渓がよく見える。

午後4時過ぎ、広河原山荘に落ち着く。空が明るくなり、明日の天気に期待が持ててきた。


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