弟の素戔嗚尊(スサノオノミコト)の狼藉にうんざりした天照大神(アマテラスオオミカミ)は、宮崎県高千穂河原で岩屋に閉じこもり、ぴっちりと岩戸を閉めてしまった。暗闇に取り残された他の神々は、どうにかして天照大神に岩屋から出てきてもらいたいと相談。天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)の発案で、岩屋の外でパーティを始めた。宴もたけなわ、天鈿女命(アメノウズメノミコト)のダンスがあまりにおもしろいので、拍手喝采する神々。「一体何をやっているのか」と気になった天照大神は、外をうかがおうとわずかに岩戸をずらした。その機をのがさず、天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)が岩戸をつかんで放り投げ、世界はふたたび光に包まれた・・・。 というのが、日本人なら誰でも知っている(と思う)古事記の中の話。 ところで放り投げられて飛んでいった岩戸は・・・、 |
長野県戸隠高原に落ちました(-O-) !! |
なんとも壮大な話。 高千穂を訪れたときから気になっていたその戸隠に、ゴールデンウィークの休暇を利用して出かけた。 と言っても、まだ雪が残っていそうな戸隠の岩山に登る勇気はなく、楽に登れて展望も良さそうな飯縄山(いいづなやま)を計画。黒姫山にも登るつもりで日程は確保していたが、ちょうど北アルプスで無謀登山の遭難が多発した日で、3000m級の山々は雲の中。黒姫山自体の山頂は見えていても、登って北アルプスが見えないのならつまらないと思い、結局登山は飯縄山だけになった。 そんなわけで観光的山歩きが半分を占めた今回の行程は次の通り。 初日: 戸隠神社五社のうち中社〜九頭龍社&奥社と鏡池&小鳥ヶ池をトレッキング。 2日め: (黒姫山の予定を変更)五社巡りの続き、宝光社と火之御子社。鬼無里(きなさ)に移動し、 奥裾花自然園を散策。 3日め: 上空まで晴れ、ようやく山登り。ロングコースで飯縄山。 |