高千穂峡  2014年3月20日

地図とコンパスのイラストデータ
行程 高千穂峡散策45分
高千穂神社 10分
天岩戸神社 西本宮〜東本宮 40分
コースタイム(歩行時間) 合計 1時間35分
同行者
その他 高千穂峡駐車場 300円


登山靴のイラスト 3月の遠征は信州にしようかと考えたものの、雪の装備で荷物が多くなるのが億劫で方針大転換。九州に行くことにした。行先は熊本。天気次第でどうにでもなるように、計画には代替プランを含める。

初日は低気圧の通過で雨模様。南阿蘇に入ると上空はガス濃く、山はぜんぜん見えず、看板で想像するのみ。 そこで代替案通り、峠を越えて宮崎県に入り、高千穂峡へ。

南阿蘇から車で1時間半。熊本を起点にすると、高千穂峡は意外に近い。五箇瀬川が刻んだ深い渓谷沿いの遊歩道を歩きます。

遊歩道は片道わずか15分。ゆっくり往復しても1時間もかからない。尾根を乗り越すところに登り下りがあるだけで、大きなアップダウンはない。

川の右岸にある屏風岩。立山の称名の滝に行く途中、右側に見える悪城の滝を思い出す。

高千穂峡のシンボルともなっている真名井の滝。

周辺は見事な柱状節理の岩壁が続く。

真名井の滝を下流側から見るとこんな感じ。

貸しボート乗り場のある下流を見下ろす。

帰り道。遊歩道は渓谷のハイライト部分にしかついてないのが残念。三段峡くらい長ければいいのですが。

深い渓谷をまたぐ高千穂三段橋。下から神橋、高千穂大橋、神都高千穂大橋、だそうです。

渓谷の上にある高千穂神社。ここから渓谷まで歩いて下りることもできるようだ。

高千穂峡から車で約15分、天岩戸神社(西本宮)。

西本宮と東本宮の間に、祖母山系から流れ出す岩戸川が刻む深い渓谷。この渓谷の左岸(写真では右側)に天照皇大神が隠れてしまわれた天岩戸がある。谷にかかる岩戸橋を渡って・・・、

東本宮。こちらは西本宮に比べて参拝する人がとても少なく、畏れを感じるほどの神さびた雰囲気がある。

東本宮の参道入り口にいらっしゃる鈿女(うずめ)さん(天鈿女命)。鳥居をくぐって参道の階段を登るときにはこちらを向いていた彼女、参拝を終え階段を下りて見えてきたのは・・・、







彼女の背中(@ @)!!







「う、動いた?! なんで???」







息が止まるほどびっくりした。センサーがあって動くのに気づいていなかったのです(笑)。

それにしても、天鈿女命の舞の賑やかさに、天照大皇神がちょっと岩戸を開いて覗いたところを、すかさず田力男(たぢからお)が岩戸を投げ、その岩戸の落ちたところが戸隠・・・。なんと壮大な話でしょうか。

そんなわけで、今日は山には登れなかったけれど、いつかは行きたいと思っていた高千穂エリアで見聞をひろめ、宿泊地南阿蘇まで戻った。

翌日の山「杵島岳&烏帽子岳」

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