雲月山 (8) (877m峰千人立〜岩倉山〜雲月山)
2014年2月1日


岩倉山から見る雲月山
まだら模様が芸術的

地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:45土橋屯所前…10:40千人立10:50…11:02雲月山…11:18岩倉山…12:05雲月山山頂13:05…14:00エサやり道…14:25土橋屯所前

コースタイム(歩行時間) 3時間30分
同行者 ヒロさん、夫
その他


登山靴のイラスト 3年前に出かけた雪の雲月山の真っ白な美しさが忘れられず、久しぶりに出かけてみることにした。そのとき登った千人立のピークが良かったので、今回は車道の途中から千人立に至る尾根に取りつき、千人立からは雲月峠に下りて岩倉山に登り返し、山頂へと縦走する計画。同行者はお久しぶりのヒロさん。

気温が乱高下するこの冬、極端な寒さの後、1月下旬は異様に暖かい日が続いた。土橋の除雪終点の手前で左手に山頂を見上げると、茶色い地肌があちこちで出ている。あー、残念。今日は真っ白とはいかないようです。ただ今日は風もなく暖かく、天気は最高。

土橋の屯所前から、除雪のされていない車道を歩き出す。青空が素敵。

左手に車道分岐あり。帰りはこの左側の道を戻ってきます。

地形図で千人立への尾根を見極め、車道を離れて尾根に乗る。ここより手前で乗ってしまうと、余分なアップダウンを強いられます。

緩くて気持ちのいい尾根筋。左手にずっと人工的な溝のようなものがある。牧場か何かの名残でしょうか。

視界が開けてきた。(振り返って撮影。)

右手には阿佐山山塊。
(左側が天狗石山、尖ったのが高杉山。)

千人立のピークに到着。

千人立は驚くほど広くて、最高に気持ちがいい。

向きを変え、雲月峠方面へ下る。目の前に岩倉山。

しばらく小尾根を下った後で、左に進路をとり、雲月山登山口を目指す。

下りきって雲月峠を見るとこんな感じ。

岩倉山へ登り返します。斜面を登って・・・、

左に向きを変え、尾根に乗る。

岩倉山山頂からの眺め。黄色い矢印が登ってきた尾根筋。

岩倉山からの縦走路はこんな様子。

岩倉山からの下り。尾根筋には雪がなく、右側の笹の斜面を下りていった。ここから見ると、次の高山への尾根上も雪が途切れている。それで高山はトラバースすることに決定。

高山をトラバースし、雲月山への登りにかかる。

朝よりも雲が増えてきたけれど、なかなかいい感じです。

雲月山山頂に到着〜。

山頂から見る大潰山(上右側)方面。
ほんとうは臥龍山や深入山も見えるのですが、今日はぼんやりとしか見えません。

ランチタイム前のひと仕事。

ヒロさんのショベルは色が素敵。これにぽち隊長のヘビーデューティ仕様のショベルがあったら、私は何もしなくていいなぁ。(←普段から何もしていないヒト。)

山頂から下山路を見るとこんな感じ。右から左へ、しばらく樹林との境目を歩き、矢印のピークから向こう側へ下って次の小ピークを目指す。因みに夏道は矢印のピークから左側の尾根を、中の谷の牛のエサ場へと下りる。

下山路は刻々と展望が変わる。この位置からは、真正面に阿佐山山塊。

右から千人立、岩倉山、高山。

ここで夏道と分かれ、右側の樹林帯へ。
いちばん高いところから方向転換したつもりだったけれど、起点がずれていたようで、谷に下りそうになった。右へトラバースして次のピークとの鞍部に戻る。(下にGPSロガーの軌跡を載せています。)

次の小ピーク。

小ピークからの下り。地形図で予想するよりも急なところあり。

中の谷の集落とエサ場をつなぐ道に下りた。ここを右折(写真では下から上へ)。

実はこの下りでも、途中から目指した尾根とは違う尾根に乗ってしまった。本当は地形図にある堰堤のすぐ側に下りるつもりだったけれど、実際に下り立ったのは堰堤よりもわずかに上手だった。どこへ下りても集落とエサ場をつなぐ道に出ることはわかっていたので不安はなかったものの、尾根の分岐を見極めて下るのは難しい。

あとは車道をなだらかに登り返していくと・・・、

2枚めの写真の分岐に戻る。

今日は何箇所か思い通りにいかなかったところはあったものの、オリジナルの周回ルートを完成させることができて満足だった。


2本の緑色のラインが計画ルート。
左側の緑ラインに入れなかったのは単なる勘違いだけれど、
右側の緑ラインの尾根分岐を見極めるのはかなり難しい。

(この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものです。)


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