嶽 989m (4) 東面ルート
2015年2月14日


地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:55虫送峠…11:10尾根取り付き…11:42 964mP…12:15嶽山頂13:00…13:20小ピーク13:30…14:00小コブ(尾根分岐)14:25…14:42 R191…14:55虫送峠

コースタイム(歩行時間) 2時間40分
同行者
その他


登山靴のイラスト ほぼ毎日チェックしている県境匹見の道路脇の積雪量が、1mを超えた状態を保ってほぼ1ヶ月。どれくらい降っているのか自分の目で見たいと思って、四度めの嶽に出かけた。

歩行時間は短いので、朝はゆっくり出発。いつものように虫送峠の道路脇に駐車。

林道に入ると早速真っ白い世界。右側のピークの尾根を登り、左側のピークの尾根を下ります。

林道の積雪量は、昨年よりもやや少ないくらい。

矢印が尾根取り付き点。この眺めもほぼ昨年と同じ。もっと多いかと思っていたのですが・・・。

臥龍山を背負って、尾根を登る。(写真は振り返ったところ。)

右手に鷹ノ巣山〜大佐山の稜線が見えてきた。

高度を上げると、左手ウツナゴヤ谷の向こうに、下山路の尾根が見える。ここで地形図と照らし合わせて地形を観察。尾根からウツナゴヤ谷に入る比較的大きな支沢の源頭の東側(Aの地点)で、向こう側へと分岐する尾根に乗ればいいと判断。

地形図を見ると、そこから標高差で50mほど上にも大きな尾根の分岐があり(@の地点)、そこで尾根を向こう側へ乗り換える方が下山路としては魅力的に見える。ただそうするとR191に下りてから虫送峠までの車道歩きが長くなる。車道の両側には除雪の壁があり、のんびり歩けるスペースがない。それで安全策をとり、車道歩きが短くてすむAのルートを下りようと決めた。

続いて尾根を登っていくと、県境尾根に当たる。ここで右に向きを変え、写真のコブを通過。

緩く下って登り返すと964mピーク。ここでまた左に向きを変え、嶽山頂まで県境尾根をたどる。(写真はピークを振り返ったところ。)

気持ちのいい尾根上のルート。

964mの次の小ピークからは、嶽山頂部を見ることができる。

ピークに着くたびに方角を確認し、緩く下っては登り返す。

山頂の北東にある小ピーク。ものすごくだだっ広く、コンパスは必須。

ブナの木が現れると、山頂まであと少し。(写真は振り返ったところ。)

嶽山頂に到着。ここの積雪量も昨年とほぼ同じ。

緩い谷の中の雪をまとった木々 山頂は風が冷たく、とても寒い。風をよけられる場所で、こんな眺めの中、ランチタイム。

山頂部には二つのコブがある。この写真は南西側から山頂部を見たところ。左側のコブが三角点のある山頂。

上の写真の付近から、匹見の1000m級無名峰。

その右に正本山(たぶん)。

さらに右には、空山や弥畝山が木々の枝ごしに見えるが、もっと雪がないと枝が邪魔になって写真には撮れない。

ランチの後、山頂の南にある展望ピークを目指し、鞍部へと下る。

そして登り返し。











たどり着いたピークから、
臥龍山〜深入山の眺め











トンガリ山を従える深入山を拡大。

ちなみに手前に見えているのは虫送峠から高岳へとつながる長い県境尾根の一部。
尾根や谷がとても複雑に入り組んでいるのがよくわかる。
このルートは長いし、とても一筋縄では行きそうにない。(←やる気なし。)

展望ピークからの眺めは、昨年の方が条件が良く、よく見えた。
こちらの記録を見てください。










臥龍山を眺めつつ、東に向きを変えて次のピークへ向かいます。

鞍部のミズナラも健在。

次のピークへの登り返しは、広々として気持ちがいい。

たどり着いたピークは、ものすごくのっぺりしている。ここもコンパス必須。

東に向けて下り始めると、大ブナがある。

臥龍山を眺める下り。











ウツナゴヤ谷へと落ち込む斜面の向こうに臥龍山










南東へと向きを変え、深入山を見て歩く。









@の地点の尾根分岐を見送り、ふたたび東へ向きを変えると、やや急な下りとなる。

Aの地点で、尾根を乗り換える前にコーヒータイム。今日のデザートは、パティシエールグレイシャー製金箔つきガトーショコラ。

そして、友チョコのお返しでもらったポワブリエールのマカロン〜o(^ ^)o

コーヒーを飲みつつ見上げると、雪庇が雪崩れているのが見えた。

さて、尾根を乗り換え、いよいよR191への下りにかかります。地形図から予想した通りに尾根が現れ、ちょっとうれしい。

どんどん下って最後に急な下りをこなすと・・・、

予想通り楽にR191に下りられた。(側溝があるので注意は必要。)

実はこのルートは、2回めの嶽で下ろうと計画していたルート。完成させることができて満足!

雪の壁を眺めながら車道を歩き、虫送峠に戻る。

帰ってきましたー!



A地点からB地点は、コンクリートの壁。
ウツナゴヤ谷の箇所のみ壁がないので、Aからそのまま東へ尾根をたどり、
R191の直前で北に急斜面を下りて谷を渡っても、R191に戻れる。
(2回めの嶽ではこのルートをとりました。)

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図Webシステムから配信されたものです。)

リンクバー
inserted by FC2 system