呉娑々宇山 682m 〜 高尾山(岩屋観音) 424m (5)
2013年1月26日


牛田山から尾長山へと続く尾根上にある
175m三角点から見る呉娑々宇山
(灰色の矢印が呉娑々宇山頂、白い矢印が岩屋観音)
南側から見る見慣れた姿とはずいぶん違います

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:10みくまり峡管理棟…10:30登山口…10:45あずまや10:50…11:38畑賀分岐…11:47主稜線…11:50バクチ岩12:00…12:15呉娑々宇山山頂12:20…12:35バクチ岩13:05…13:55高尾山山頂…14:10岩谷観音14:50…15:08分岐…15:15あずまや…15:35みくまり峡管理棟

コースタイム(歩行時間) 4時間05分
同行者 ショウちゃん&キャシー(N夫妻)、夫
その他


登山靴のイラスト 呉娑々宇山は、誰かと一緒に行きたくなる山だ。一緒に行った人がバクチ岩や岩屋観音からの大展望に感激するのを見ると、こちらもうれしくなる。

そんなわけで約1年ぶりの呉娑々宇山に、今日は夫の職場の若手ホープショウちゃんと、奥さんのキャシーとで出かけることになった。この冬いちばんという寒波が押し寄せてきて、北の山はきっと雪に降り込められているこんな日は、沿岸部の山がいい。と言っても沿岸部ですら5℃しかない今日の気温では、日だまりハイクにはほど遠そうだけれど・・・。


みくまり峡管理棟を出て遊歩道を歩いていく。今日もみくまり神社にお参りしてからスタート。

ダムの堰堤を過ぎ、川を渡って歩いていくと車道に出る。写真の大きな岩はバクチ岩。山の上にも下にもバクチ岩があるとは、よほどバクチばかりして暮らしている人たちがいたのでしょう。

車道から左側の登山道に入る。登山口は2箇所にあり、どちらから入っても合流して同じ道になる。

尾根に乗ると、向こうの尾根になんだかえらくオーバーハングした岩が見える(写真左手)。あの付近が岩屋観音。あとであの岩の下を通ります。

山道になって15分であずまや。市街地が一望。

この山の登山道は急なところがほとんどなく、とても歩きやすい。

何度も車道に分断されるのは興ざめだけれど、それでも登りたくなる魅力がこの山にはある。

ロープのある急登を過ぎると、登山道上に大きな岩が増えてきた。やがて主尾根に当たり、右に曲がる。

するとバクチ岩に至る。

たまにこんな青空が覗くものの、北風が強くものすごく寒い。マイナス4℃。

バクチ岩から山頂(右のピーク)を往復。

日当たりはいいのですが、耳がちぎれそうです。

バクチ岩から15分で山頂に到着。ショウちゃん&キャシーにとって、広島で3つめのピーク。

雪の残る道をバクチ岩に戻る。

バクチ岩でランチ後、主尾根を直進し高尾山への縦走路に入る。ひとくだりすると、車道に当たる。来るたび着実に工事が進み、1年前にはついに尾根を分断していた車道が、さらに福田側へとずいぶん伸びていた。

最低鞍部まで下り、登り返していくと鉄塔の下を通る。今日の登山道で鉄塔の下を通るのは3回。いずれも現在位置確認のポイントです。

さらに登り続く。メタボ確認岩あり。写真の奥からこちらへ、通れない人は岩屋観音でのおやつは禁止(笑)。

縦走路は終始眺めが良い。瀬戸内海の多島美を眺めながら歩けるのは広島ならでは。

縦走路の途中にある高尾山三角点(写真左下)。

高尾山を下り、登り返した次の小ピークからは、いったん尾根を外れ岩の間の急な下りとなる。

上の写真の場所を下から見るとこんな感じ。

ロープのある下りが続く。こういう場所で両手でロープをつかんではだめですよ。

下りきって少しトラバースし、尾根に戻って登り返すと・・・↓、

岩屋観音のピーク。観音様が彫られた岩があります。

こちらは北側の展望。ほぼ中央に見えるのが白木山。よく見ると・・・

あら〜、白くなっています。

大展望の岩の上でコーヒータイム。南側に少し下がった場所を選んで北風を避けたので、40分も長居していた。

今日のデザートは、パティシエールグレイシャー製粒あんのパウンドケーキ。
さて南側の展望は・・・↓、

海田方面。森山(手前)と江田島。

おなじみ宮島

元宇品(左下にプリンスホテルの建物)と瀬戸内海。空にはちぎれ飛んできた雪雲。

下山にかかる。朝登り始めたときに遠望したオーバーハング岩の下を通ります。写真に写っている広場は、岩屋観音堂跡。

観音堂跡からこんな階段を下る。「奉寄進」の石柱の右側に見えるのが、上の写真の岩です。

花崗岩で滑りやすい尾根の下り。展望はとてもいい。
(このページのトップの写真は尾長山の右側の尾根上から撮ったもの。)

登山道の分岐まで下りてきた。小枝を倒して、どちらに行くかを決めます。(ここはその程度の選び方でOKなところ。)

今回は左に行くことになった。いったん緩く小ピークに登り返した後は、踏み固まった尾根の緩い下り。この先にあずまやがあり、そこで尾根が分岐する。左側の尾根に下りてすぐに尾根を外れると・・・、

朝通った堰堤とダムが見えてきて、みくまり神社の裏手に下り立つ。この後、ストーブがたかれて暖かい管理棟に戻り、地図を眺めて談笑。1/25000地形図にこれだけ反応する人たちも珍しい。ショウちゃん&キャシー、将来が楽しみです!


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