平家平 1692m 〜 冠山 1732m
2023年5月2日

岩黒山から見る平家平(右)〜冠山の稜線
(2022年5月)


平家平から冠山へ

冠山から平家平へ


地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:20高藪登山口・・・9:10尾根に乗る9:15・・・10:10平家平山頂10:30・・・11:20冠山山頂12:05・・・12:55平家平山頂13:35・・・14:15尾根を外れる・・・14:50登山口

コースタイム(歩行時間) 4時間40分
同行者
その他 入浴@木の香温泉 700円/1人


登山靴のイラスト ゴールデンウィークは3年連続で四国。コロナ禍下、車で移動できる四国に季節を変えて何度も通ううちに、(北アルプスにもとは言わないまでも)南アルプスに劣らない四国の山の大きさと谷の深さ、雄大さにどんどん魅せられてきた。そして今年も、アケボノツツジの優しいピンク色に会いに出かけた。

4/30に伊予西条の定宿に移動。翌5/1は、下界は晴れでも上空に寒気が入るというので、高知の牧野植物園と五台山を歩く。そして5/2、今日はおそらくこのゴールデンウィーク中の最高の晴天。計画では綱繰山に行くつもりだったが、あまりの晴天に展望の良いところにいかないともったいないと思い直し、目的地を平家平〜冠山に変更。幸い地形図は手元にあるから概念は掴める。登山アプリを使っていても、やはり紙の地図で鳥瞰できると安心できる。

というわけで、楽に登れそうな南側の高藪登山口を目指す。

寒風山トンネルで高知県に抜け、県道17号に入って高藪集落まで行くと、写真のように林道通行止めの標識があった。看板には2.5万図上に通行止め箇所を示した図が貼ってあり、それを頼りに2kmほど県道を戻り、足谷沿いを遡る林道に入った。

無事高藪登山口に到着。すでに高度は1150m近い。

新緑の中、東側斜面のつづら折れを登っていく。ものすごく歩きやすい。

一瞬尾根に乗り、こんどは西側斜面のトラバース道となる。
ガレ場が一箇所。橋が2箇所。

やがて尾根に向けて登りとなる。この付近から登山道上にアケボノツツジの花が落ちていて、見上げると咲いているのがわかりうれしくなる。

1428.6mピークの下で尾根に乗る。樹間に平家平山頂を眺めてしばし休憩。

わずかに下った後は、緩い登りの素晴らしく快適な道。ほとんど傾斜を感じない。こんなに歩きやすいとは思わなかった。

ブナ林帯もあり・・・。

見上げればそこここにアケボノツツジ。

やがて山頂に向けて笹原の登りとなる。
この写真は、振り返り歩いてきた尾根を見下したところ。

あとわずか。

笹原が広がる平家平山頂。











では、大展望の中を冠山に向かいましょう。
これまで登った山々が揃い踏み。











ちち山の右側には沓掛山も見える










冠山へは、基本的になだらかな稜線だが、何度か小ピークを越えていく。

平家平を振り返るとこんな感じ。

冠山に到着。











山頂直下の岩から、ちち山、笹ヶ峰へとつながる稜線を眺める。
歩いてみたくなる尾根道。

笹ヶ峰は3度登って3度ともガス、ちち山は、昨年10月に笹ヶ峰と合わせて登って同じくガスだった。
ここから眺めると、どちらも最高の展望が開けそうな場所ではないですか(笑)。











いちばん左側に、筒上山〜手箱山



















では平家平に引き返しましょう。

稜線上にもアケボノツツジが咲いている。

最高に気持ちの良い尾根歩き。

法皇山脈(赤石山系)を眺める。
霧ヶ峰から見る八ヶ岳を思い出す。











日浦ダムと、西赤石山東赤石山を擁する法皇山脈









平家平まで戻り、ふたたびこのパノラマを眺める。










コーヒーを飲んで・・・

下山しましょう。

ミツバツツジの濃いピンクと、アケボノツツジの優しいピンクに彩られる尾根道。いくらでも歩けそう。

素晴らしい1日だった。
下山後、木の香温泉で汗を流し、広島まで戻る。

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