ききょうが丘から見る烏帽子山(右)と御陵のピーク(中央)
データ | |
行程 |
9:20六の原…9:25衣服調節9:35…10:30出雲峠10:45…12:20烏帽子山13:35…14:00御陵14:20…14:45スキー場…15:10六の原 |
コースタイム(歩行時間) | 3時間50分(参考値) |
同行者 | フジさん、Kさん、夫 |
その他 | 入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人 |
雲月山に一緒に行ったフジさんが、樹氷や霧氷を見たいとつぶやくのを聞いて、小室井山スノーシューツアーを企画した。ところが、昨年と同じで大寒から立春にかけて気味悪く暖かい日が続き、吉和には雪がない。それなら雪のあるところに行こうと、行き先を比婆山に変更。 そして今日は参加者がもう1人。同じフロアで働くKさんは、山を始めて半年だというのに、すでに冬期大山に3回も登っている強者。ウェアや装備はばっちりの上、地図コンパスを携行するという基本を当然のように身につけていて、計画部のツボをいたく刺激するのでした(笑)。 |
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六の原から見上げる御陵の稜線。昨日は荒れた天気だったはずなのに、この辺りは意外に積雪が少ない。 | |
準備を整えて、歩き始める。青空の下でいい気持ち。 | |
出雲峠まではだらだらした登り。少しずつ雪が深くなっていく。 | |
毛無山分岐で、トレースを外れ新雪を踏んで遊ぶKさん。 | |
歩いているうちに、高岳でもお目にかかったかめの山登りさんご夫婦に出会い、しばらく立ち話。さすが健脚、今日は池の段まで行かれたようです。 | |
出雲峠が近くなると、視界が開ける。 | |
出雲峠に到着。フジさん、ここからが正念場ですよ(笑)。 | |
峠からはしばらく植林帯。 | |
やがて左に夏道を分け、直登ルートに入る。 | |
今日は晴天に誘われてたくさんの人が入山している様子。尾根上にはしっかりしたトレースがついている。 | |
雪も深くなってきましたよ〜o(^o^)o | |
おっと、フジさんがちょっと疲れてきました。当初行くはずだった小室井山よりは当然きついので、時間をかけて登っていく。 | |
上を見上げると霧氷の残りが・・・。 | |
フジさんを励ましつつ登る、心優しい男性陣。 | |
山頂部が近づいてきた。 | |
頑張るフジさん。後ろから励ます男性陣は、「もう下りてもいいよ」とは言わない。この先にある達成感と爽快感とラーメン(笑)を知っていて、それをフジさんにも味わってほしいから。 | |
烏帽子山山頂に到着!4人揃って登れたことがとてもうれしい。 矢印の下の白いものは・・・、 |
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伯耆大山。手前に毛無山の白いピーク。もしかして山本隊長が写っているかもしれません(笑)。 大山は雪で大きさが強調され、とても近くに、迫ってくるように見える。(マウスポインタを写真に置いてみてください。) |
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こちらは岩樋山〜道後山方面。 | |
そしてもちろん吾妻山。 | |
2人が眺めているのはどの山でしょう?(マウスポインタを写真に置いてみてください)。 | |
ランチ後、充電残量30%未満のフジさんは夫と下山。一方Kさんと私は、御陵のピークまで縦走を続けることにした。(別行動については、昨晩のうちに計画部内(オット&ツマ)で協議ずみ。) | |
烏帽子山からはあっという間に鞍部まで下る。ここからが比婆山のいちばんいいところ。 | |
どこでも歩き放題な雪の上。傾斜も緩く、とても楽しい。 | |
御陵に到着。あとは下るだけなので、ここでコーヒータイム。 | |
こんなにふわふわの雪がたっぷり積もっているのに、ただトレースをたどって下山するなんてあり得ない。そこで御陵からは、スキー場の上部にコンパスを合わせ、雪の斜面下りに突入〜。 | |
ブナ林の下り。足元は浮き上がるような感覚の雪、視線を上げれば大山の姿、そして視界の端に、はしゃぎまわる子犬(= Kさん)。このときと同じで、笑いっぱなしの下りだった。 | |
さっきは毛無山の上に見えた大山が、こんどは牛曳山の上に見える。 | |
たたずむKさん。このブナ林を出てしまうのはもったいないですよね。 | |
狙った通り、スキー場のリフト横に下りてきた。写真は振り返ったところ。 | |
上の写真の場所からすぐにゲレンデを下りようと思っていたが、スキー場の管理道があったのでそれを下ってみた。後ろからボーダーの人たちが追い越していく。 | |
急なコブ斜面を迂回し、ゲレンデに入って端の方を下りていった。 | |
ちびっこで賑わうスキー場下部を経て、六の原に戻ってきた。20分ほどして出雲峠に下りた別働隊も無事帰還。 今日は快晴無風の空、クリアな空気、遠くまでの展望、そしてふかふかの新雪と、1シーズンに一度あるかないかの最高のコンディションの1日。振り返ると自然に笑いが浮かんでくるような素晴らしく楽しい時間を過ごすことができた。 |