カジヤ谷にかかる橋の上から見る聖山
データ | |
行程 |
9:20聖湖堰堤…10:05十文字峠10:15…10:45高岳分岐…10:50聖山山頂…11:00ランチ11:50…11:57山頂…12:15十文字峠12:25…12:35小ピーク…12:45狼岩山13:20…13:30小ピーク(狼岩探索)13:40…14:15林道…14:20堰堤 |
コースタイム(歩行時間) | 3時間05分(16,500歩) |
同行者 | 夫 |
その他 |
高岳から帰って、『西中国山地』の高岳・聖山周辺概念図を見ていると、十文字峠(じゅうもんじ(の)キビレ)で聖山とつながる三角点ピークに、「狼岩山」という名前がついているのに気がついた。 元々、このピークの存在自体には気づいていた。昨年気に入った雪の聖山にまた登るつもりで、単に山頂往復で終わらない良さそうなルートを探して、地図を眺めていたからだ。そのピークにこんなワイルドな名前がついているとあっては、ますます登頂意欲をそそられる。善は急げで聖山と狼岩山を一緒に登ることに決定。下山は中の甲林道に下りず、そのまま尾根上を聖湖畔へ下りる計画を立てた。ふだんは薮かもしれないが、雪があれば苦労せずに歩けるはず。 というわけで、今週も聖湖へ。このエリアに行くときはおふくろ弁当に寄れるので、それもすご〜く楽しみo(^-^)o |
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今日は堰堤を渡ってから駐車。この分岐を左に、中の甲林道に入る。 | ||
すっかり締まった雪の上に昨日降った新雪が積もり、パウダーなのに沈まないという、歩くにはちょうどいい状態。 | ||
臥龍山や・・・、 | ||
高岳を木々の間から見て、緩い傾斜を登っていく。 | ||
目指す聖山も見える(右のピーク)。 | ||
歩き出してから35分で十文字峠に到着。いつの間にかこんな立派な標識が・・・。 | ||
パフパフ雪の快適な尾根道。トレースはまったくない・・・ | ||
と思っていたら、ウサギの先行者があった。 | ||
あ! 登頂を断念したようです(笑)。 | ||
しばらく緩い傾斜を歩いているうち、少し急になってくる。その短い急登を登りきった岩の上から振り返ると、深入山が見えた。 | ||
ふたたび傾斜が緩み、山頂部のカラマツ林に入る。霧氷に覆われたカラマツを楽しみにしていたが、この暖かさでは・・・(-_-) 。その代わり、快晴の青空がうれしい。 | ||
高岳縦走路分岐を過ぎ・・・、 | ||
山頂に到着。そのまま南へ進む。 | ||
無雪期に展望地となる場所の岩はこんな様子。昨年はこの岩も雪に埋もれていた。 | ||
この展望地からは海が見える。左に写っているのは春日山。 | ||
さらに南に下った雪原でランチタイム。 | ||
恐羅漢山。 | ||
野田原の頭〜天杉山。 | ||
カラマツボックリ。 | ||
ランチの準備と後片付けを夫に任せ、雪原を歩き回り、足跡をたくさんつけて下山。十文字峠まで下りる間、左側に臥龍山がこんな感じで見える。 | ||
キビレまで下りてきた。ここから写真の右手に見えている尾根に乗る。最初、この地点から直接狼岩山にコンパスを振って登ろうかと思ったが、谷をトラバースすることになるので、尾根を行く方がわかりやすいと方針転換。尾根に忠実に登っていく。 | ||
左側は落葉樹、右側はヒノキの植林帯でわかりやすい。最初の小ピーク(ピークAとします)の南端に乗ったところで、右側の尾根へと向きを変える。 | ||
ピークAから3つめのピークが狼岩山。2つめのピークからは両側が落葉樹になり、明るい。写真は狼岩山へ最後の登り。 先に山頂に着いた夫が、「おお〜っ!臥龍山と聖湖が!」と叫ぶので、私も急いで登ってみると・・・、 |
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こんな大展望。おなじみの組み合わせも、高岳から見るのとは角度が違い、とても新鮮で感動的。 | ||
右に目を転ずると、阿佐山山塊が見える。写真(ズームあり)は、雪の積もった草尾根が美しい天狗石山(奥)と、高杉山。 | ||
山頂から南東へ少し移動したところから見る深入山。 反対側には砥石郷山や恐羅漢山が見えるが、木立が邪魔をしてすっきりと見ることはできなかった。 |
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肝心の狼岩山山頂はこんな様子。三角点はもちろん雪の下。なんにもなくて気持ちがいい。ここはこのままであって欲しい。 | ||
狼岩山でコーヒータイムをとり、ふたたび尾根沿いに小ピークAに戻る。そこから聖山を見るとこんな感じ。 | ||
尾根をいくつも派生させる小ピークAで狼岩を探索。『西中国山地』の記述だけでは、だいたいこの辺りということしかわからない。現時点でネット上に3件のレポートがあり、そのうちの1つを参考にさせていただきました。(もちろんこの方のです。) | ||
小ピークAからは、北の841mピークにかけて、とてもなだらかでいい尾根が延びている。それを下っていった。地図コンパスは必携。違う方向に下りてしまうと、三段峡の谷に入り込んでしまいます。 | ||
あっという間に841mピーク手前の鞍部まで下り、そこで方向転換して、中の甲林道下部に下りる。(写真右側に蛇行しているのが林道。) | ||
すぐに聖湖畔の車道と合流。今日は湖面の青さが素敵。ただ、先週氷結しかけていたのがほとんど融けてしまい、いろんな意味でちょっと心配になってきた。もう一度冷え込むことを期待して、今日も早めの帰途につく。 おまけ↓ |