井屋山 1013m 〜 小マキ山(夫婦岩山) 1042m 〜 高杉山 1148m 〜 天狗石山 1191m
才乙集落東部稜線縦走
2014年5月17日


高杉山から見下ろす
井屋山(左奥)と小マキ山(中央)

天狗石山登山道から見る
高杉山(手前)と小マキ山


地図とコンパスのイラストデータ
行程

9:40サイオト集会所…10:00光楽寺…10:40林道登山口10:45…井屋山…12:00小マキ山12:05…12:35高杉山山頂13:15…13:32地下水ガ所分岐…13:45ホン峠…13:53天狗石山稜線13:58…14:15天狗石山山頂14:50…15:45来尾峠登山口…16:35サイオト集会所

コースタイム(歩行時間) 5時間20分
同行者 O夫妻(ヒロさん&チエミさん)
その他 入浴@ひまわり 300円/1人


登山靴のイラスト 新緑の季節の縦走に、定番の臥龍山〜掛頭山に行こうかと思った。しかしこの冬も積雪が多かったので、倒木帯があるのではと思って行き先変更。3月に残雪期の高杉山に大暮側から登ったとき、時間不足で高杉山と天狗石山をつなぐ縦走路を諦めたのを思い出し、この部分を含む才乙集落東側の4山を歩くことにした。同行者はO夫妻(ヒロさんとチエミさん)。

本当はぽち隊長も来るはずでしたが、前夜の飲み会でダウン(-o-)  夫から金曜日は飲み会と聞いたときから、こうなることはある程度織り込み済みでした(笑)。

出発点はサイオト集会所。この集落は言い伝えによると1000年の歴史があり、それを説明した碑が駐車場の奥にある。

集会所を出て神社の方へ歩き、すぐに左側の車道に入る。

才乙集落では、車道歩きだからつまらないということがない。今日は田植えがすんだばかりの美しい田園地帯の中。

三叉路を左折。

続いて光楽寺のある交差点を左折。ここから林道の登りとなる。

12年前は有り余るエネルギーを制御できない状態だったジョン君。いまはジョン翁と言うのが相応しい。同じ歳月が自分たちの上にも流れたのかと思うと・・・(汗;;

光楽寺からの林道歩きは長く感じる。右手に広く大きな谷が開け、その先の尾根が迫ってくると、やがて登山口。目印だった松の木は倒れて久しいようだった。

井屋山への登り。恐れていたほど笹は繁ってなく、倒木が数ヶ所にあるだけで、快適に歩ける。林道で出会った地元の人によると、毎年6月初旬には登山道の草刈りをしているそうです。

登山道の傾斜が緩んでくると井屋山山頂。しかし三角点は見逃し、タラガ峠への下りに入る。ここからは前方に小マキ山と高杉山が見える。

タラガ峠(たお)に急降下。林道をまたいで登り返す。

小マキ山への登りも井屋山と同じような状態。展望はないものの、新緑が美しい。

スキー場のゲレンデとなっている小マキ山山頂に飛び出す。向こうに高杉山。

マキガ峠(たお)へと下っていきます。高杉山への登路は矢印の切り開かれたところ。

マキガ峠からの登り返しは、ものすごい急登。(写真は振り返ったところ。)ゲレンデなのかサービスロードなのかと話しながら登るも、きついので次第に無口になってしまう(笑)。

高杉山山頂に到着。リフト降車場の下が日陰になっているので、そこでランチ。眼下に中野冠山と、水田の中のサイオト集落が見える。

高杉山からは、突然、ブナ林に入る。ここから天狗石山までは今日の白眉。美しい縦走路が続く。






























「地下水ガ所」の分岐標識を過ぎると間もなくホン峠の鞍部を通過。そこからいきなり急登となり、天狗石山の西尾根を目指して登り返す。

尾根に当たったところで右折。最後のピーク天狗石山へ。ここもブナ林が美しい。

大きな岩が現れると、山頂まであとひと登り。

天狗石山山頂。肉眼では石見冠山までなんとか確認できた。

山頂で談笑中〜♪
ちなみに今日出会った登山者は、この展望台で夫婦一組のみ。

コーヒータイムのデザートは、パティシエールグレイシャー製チェリーのチーズケーキ(左写真)。そして、チエミさんが選んだパティスリーオクモト「瀬戸内レモンケーキ 島ごころ」。このレモンケーキは、最近やたら増殖してきた広島のレモンケーキの中でいちばんのおいしさです。

下山時は、さっき登ってきた高杉山との分岐(左側)を直進。

草尾根で天狗石山を振り返る。

3年前に来たぽち隊長との天狗石山を思い出しつつ、草尾根を下る。

草尾根を過ぎると、とても急な下りが続く。

植林帯に入ると、すぐに来尾峠(京良原峠)の登山口に下り立つ。
 
峠からサイオト集会所までは車道歩き。

さっき高杉山から見下ろした田園風景の中、地元の人たちと言葉を交わしたり、踏破した稜線を眺めたりしながら、のんびり歩いていく。

峠から約50分、ようやく駐車場が見えてきた。

今日は安定した天気で日差しは暑かったものの、この時期にしか見られない瑞々しい自然の中、もっと歩き続けていたいと思うほど気持ちのいい1日だった。

それにしても、前回よりも1時間も歩行時間が長くなったのは、やはり我々もジョン翁と同じく歳をとったということでしょうか・・・(悩;;



ウスギヨウラク

ミヤマカタバミ

エンレイソウ


チゴユリ

ミヤマハコベ

ツクバネソウ


ニシキゴロモ

ミヤマシキミ

タチツボスミレ


オオカメノキ

イワカガミ

コバノガマズミ


ムラサキケマン

シャガ

オカオグルマ?

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