厳島弥山 (25)
(厳島神社〜大聖院〜奥の院〜御山神社〜弥山〜弥山北尾根)
2009年12月25日


奥の院から見る弥山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

8:40宮島桟橋…8:50厳島神社9:05…9:10大聖院コース登山口…9:20白糸の滝…9:35あずまや9:40…10:03 1号堰堤…10:15仁王門跡鞍部…10:30奥の院10:40…10:48御山神社分岐…11:00御山神社11:30…11:35弥山本堂11:45…11:55弥山山頂12:25…12:38大師堂…13:08もみじ谷公園…13:30桟橋

コースタイム(歩行時間) 3時間
同行者 単独
その他 JR向洋駅〜宮島往復 1,300円/1人
厳島神社参拝 300円/1人


登山靴のイラスト 年の初めに弥山に登って以来宮島からは足が遠のいていて、あっという間に年末のお礼登山の頃がやってきた。足が遠のく理由はあまりにも人が多いから。しかし今日はウィークデイで、しかも観光客が少ない年の瀬。神の島としての静かな宮島を歩けると思うとうれしい。

午後は天気が崩れそうなので、いつもより少し早めに家を出た。厳島神社周辺にも人はまばら。

冷え込んだ今朝は厳島神社の屋根にも霜がびっしり。

本殿でお参り。

新年を迎える準備が進んでいるようです。

それでは山へ向かいましょう。

今日は大聖院からの登り。この参道にも人はまばらで、静けさがとてもいい。

登山口を入り、2号堰堤を越えると、奥に白糸の滝を見ながら白糸川を左岸へと渡る。

こちらが白糸の滝。

ジグザグの階段を登っていくと、尾根上のあずまやに到着。大鳥居を見下ろす。これを見るとJRフェリーの方が大鳥居に接近しているのがわかる。

1号堰堤で右岸に渡り、ものすごく整備された道(遊女の石畳が移設された付近)を歩いていくと、ここで左岸に渡り返す。

そこから先は仁王門跡の鞍部まで樹林の中の静かな登り。

仁王門跡を直進し、奥の院へ向かう。大岩の下のお大師様にもご挨拶をしましょう。

下りきって林道に出、この標識を左折。

奥の院のお大師様にもご挨拶を・・・。

引き返して右側の山道を御山神社へと向かう。

荒れ気味の道を登っていくと、どうやらそれらしくなってくる。

一枚岩に穿たれた階段。ロープつき。

御山神社に到着。女神さま方が毎晩おしゃべりしているのかなー、などと想像しつつ・・・。

御山神社の南側にある一枚岩の近くでランチタイム。

今日のランチは、ゆうべのクリスマスディナーの残り。デミグラスソースのハンバーグと焼き野菜(「みっちゃん」で買ったわけではありません・笑)。う〜ん、バーニャカウダソースが欲しいかも。

御山神社から弥山本堂へ向かう。相変わらず異様に煙たい不消霊火堂。

不消霊火堂の側には、「恋人の聖地」というのぼりが立ち(右矢印)、碑ができていた(左矢印)。恋人の聖地・・・(呆)、どんな根拠があるのかも不明だし、この場所にそぐわないことはなはだしい。なぜ、こんな碑を設置することを許したのやら・・・。ここの本来の価値を損ねているとは思わないのだろうか。ますます以前のあの静謐な霊火堂が懐かしくなった。

商業主義の匂いにげんなりしたところで、三鬼堂にお参りし気を取り直して、弥山山頂へ向かう。写真は不動岩(毘沙門堂跡)。

かっこいいでしょう〜(^-^) 

くぐり岩をくぐる人も今日は少なく・・・。

弥山山頂には人よりも鹿の方が多いほど。

山頂展望台から見る駒ガ林方面。今日はずいぶん空が霞んでいる。

山頂の鹿さんたちは、こんなことや・・・、

こんなことをして、寛いでいました。

午後になて空模様が怪しくなってきたので、博打尾まで足を伸ばしたい気持ちを抑え、山頂から弥山北尾根(四宮コース)を下る。

展望岩から眺める博打尾(杉の浦の背後まで伸びている尾根)。

階段や手すりのないこのルートは歩いていて気持ちがいい。あっという間にこんなに下りてきた。

そして紅葉谷公園を抜けて桟橋へ戻る。静かな宮島に1年間を振り返った半日だった。仕事中なのにメールでの実況中継につきあってくれた年若い友人あこぴちゃんにも感謝。


大聖院ルートのもう少し詳しい記録は
こちらまたはこちらでどうぞ。

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