羅漢山から見る西大峰山(左)〜大峰山の稜線
データ | |
行程 |
11:10大峰山登山口駐車場…11:30西大峰登山口…11:44七人墓…11:48渡渉…12:10滝…12:30鞍部12:35…12:45西大峰13:20…13:25鞍部…13:35西のた(ぬた原鞍部)…13:40傘岩分岐13:45…14:03峯太郎ブナ14:08…14:13大峰山三角点…14:18大峰山山頂14:50…15:05フチのタキ15:08…15:15大峰山山頂…15:35五合目…15:55登山道入り口…16:05駐車場 |
コースタイム(歩行時間) | 3時間30分 |
同行者 | ぽち隊長、ヒロさん、夫 |
その他 |
展望に優れた名山大峰山は、別荘地の登山口から往復するだけではもの足りないのが玉に瑕。かと言って、オオネントウから縦走するとなると、それなりに覚悟が必要になる。『西中国山地』によれば、真ん中辺りからツヅラガ谷に入り、稜線に出る道があるようだけれど、どの程度歩かれているのやら・・・と思っていたら、中国新聞にそのルートが紹介されていた。ということで、今日はそのツヅラガ谷ルート。 | ||
別荘地入口の駐車場から県道を奥へと歩いていき、分岐を右に入る。オオネントウを歩いたときの記憶がすっぽ抜けていて、あやうくここを直進してしまうところだった。 | ||
集落を抜けていくと、六地蔵の案内がある。 | ||
やがて民家は途切れ、橋の手前にツヅラガ谷へと入る道が見えてくる。ここを右折(標識あり)。ちなみにオオネントウへはここを直進。 | ||
すぐに右岸に渡り、谷を奥へと入っていく。 | ||
石積みの残る耕作地跡を見ながら、トラバース道を緩く登っていくと、耕作地跡が途切れた辺りに、七人墓があった。ここの謂われについては、大峰1050さんのこちら(川上むかし話II)をご覧ください。 | ||
続いて沢を渡り・・・、 | ||
急な登りとなる。 | ||
植林帯を抜け、登り、続きます。 ぽち隊長、この冬のマタギ活動について、手振りを加えて解説中(笑)。 |
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右手の沢に「滝」が見えてきた。名前をつけるほどの滝でもないのでしょうね。 | ||
滝を過ぎると、綺麗な森の中を登る。 | ||
またまた植林帯になってきました。 | ||
谷に入ってからちょうど1時間で、稜線に到達。左に曲がります。 | ||
西大峰へは、シロモジの美しい林の中。 | ||
稜線分岐から10分ほどで西大峰に到着。 以前はまったく展望がなかったけれど、南北の木々が伐採され、ずいぶん明るくなっているのにびっくり(@ @) |
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早速ランチタイム。 | ||
北側の展望はこんな感じ。 左は冠寂地山塊から右は十方山まで見えているのですが、今日は綺麗な写真になるような空ではなく残念。 |
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西大峰から引き返し、大峰山に向かう。 | ||
のた原鞍部(西のた)付近。 ここも以前は倒木とぬかるみで往生したが、ずいぶん歩きやすくなった。 |
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鞍部から植林帯を登り返し(左写真)、尾根に乗って左折。 「傘岩」の標識を見たぽち隊長、1人で偵察に行きましたが・・・、 (オット)「どうじゃった?」 (ぽち隊長)「・・・・、っと、先行きましょうかぁ!」 だそうです(笑)。 |
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しばらく気持ちのいい道が続く。小ピークを越えるとだらだらとした登りとなり・・・、 | ||
右手に峯太郎ブナさんが見えてくる。 | ||
峯太郎ブナさんから、わずかに登ると大峰山三角点。そのまま山頂へ向かう。 | ||
すかっと上空が開ける大峰山山頂の八畳岩。 | ||
ギャップを越え、いちばん高いところへ。 | ||
最高点にて。 コーヒータイム中、しつこいスズメバチに辟易する(冷汗;; ここでもそうだったけれど、岩のあるところは本当に要注意。 |
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西大峰を振り返るとこんな感じ。案外距離を感じる。 | ||
さて、ふと気づくと、最高点の岩から、見るからに危なっかしい縄ばしごが下へと続いている。祠のある休憩所に下りられるのだと判断して、夫、果敢にもこれに挑戦。 | ||
残りの3人は安全策をとり、八畳岩から祠に出ることにした。 | ||
こちらが休憩所のそばにある祠。ここからフチのタキを往復。 ちなみにあとで夫に聞いたところ、最高点の岩からはここに直接は下りられず、岩を下りきったところから短いが危なっかしいトラバースがあったとのこと。 |
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フチのタキにて、下を見下ろす。今日はまわり縁を回るのはパス。 上の写真の祠まで戻り、左にルートをとって八畳岩に戻る。 |
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すると、なかなかおもしろい道が待っていた。 外傾した岩の上を越え・・・、 |
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八畳岩へは垂直の岩登り。 | ||
水を得た魚状態のぽち隊長。 | ||
無事八畳岩まで戻り、下山にかかる。しばらくは傾斜の緩い尾根道。 | ||
やがて急な下りとなる。 | ||
途中何度か傾斜が緩みトラバース道になるものの、基本的にずっと急な下り。 | ||
植林帯を抜け、別荘地の舗装道に出た。 たどり着いた駐車場では、暑くもなく寒くもない感じが心地よい。このままテントを張って、ビールでもあれば最高なのに・・・、と話しつつ、去りがたい思いを抱えて帰途についた。 |