データ | |
行程 |
9:35虫送峠…10:20 964P…10:40前回ランチP…10:50嶽山頂11:50…12:10小ピーク12:15…13:30 R191…13:35虫送峠 |
コースタイム(歩行時間) | 2時間55分 |
同行者 | 夫 |
その他 |
1月に嶽山頂に到達しなかったので、以来どうも寝覚めが悪い(笑)。東北地方の豪雪にも関わらず今年の西中国山地は雪が少なく、再挑戦は来シーズンになるかと思っていたけれど、なんとか積雪があるうちにまたチャンスを作ることができた。 せっかく行くのに前回と同じ県境尾根ではおもしろくないので、前回下山した尾根を登り、964mピークから山頂までは県境尾根、そして下山は山頂から南東の小ピークに向かい、そこから東へ尾根を下りるオリジナルルートを計画。前回のようにデータがあるのに思いこみを優先したりしないよう、事前に地形図を凝視し、隠れた小コブに全て印をつけ、下山路の尾根が分岐する地点には標高を記入して、万全の準備で出発。(下にGPSロガーの軌跡を載せています。) |
虫送峠を出発。今日はワカンを利用。 前回は峠の西側の小ピークに登ったけれど、今回は林道を利用。この写真は前回記録の下から2枚めの写真の場所を反対側から撮ったもの。 |
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右手前から左上に斜上するのが前回登った県境尾根。林道はそのすぐ下を通っている。 | ||
前回記録の下から6番めの写真の場所を反対側から見るとこうなる。矢印の尾根に乗ります。 | ||
展望が開ける尾根の上。締まった雪の上に新雪が積もり、コンディションは最高。ワカンでも沈まない。 | ||
登っていくと、虫送峠から高岳に至る長い県境稜線がよく見えるようになる。 この写真の中央部、右上から左下へと流れる尾根が下山に予定しているルート。ちょうど伐採地の境目となっている。 |
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やがてゲレンデのすぐ横に至り、県境尾根に合流。 この写真は964mピークの南東にあるコブ。黄色の矢印がリフト降車場。週末に思ったよりたくさん雪が降ったらしく、ふかふかの雪の感触がうれしい。 |
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964mからはコンパスの出番。いったん下って次の小ピークに至ると、雪の中から「陸軍」の標柱が顔を出していた。 | |
丁寧に地形図を見て、コンパスを頼りに進んでいく。ここは前回思いこみが生じた登り。今回は余裕です(笑)。 | |
前回ランチのピークから少し進んだところ。この付近は広い雪原がなだらかに広がり、とても気持ちがいい。 | |
山頂が近くなると、ブナの木が見られるようになってくる。 |
そして嶽山頂。ここにも「陸軍」の標柱が顔を出している。 (マウスポインタを写真に当ててみてください。) |
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山頂でランチの後、展望が得られる場所を求めてうろうろ。南の尾根を少し下りると、この山がよく見える。最初春日山かと思ったけれど、それにしてはちょっと近すぎる。Kさんの記録によると無名峰だということです・・・。 山頂からは木々を隔てて北側に空山、南東側に恐羅漢山などが見えるけれど、どれも木の枝が邪魔をして少々フラストレーションがたまる。 |
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ランチ後、山頂から南側の小コブに移動し、そこを下り始めると、高岳(左)から恐羅漢山までの展望が得られた。恐羅漢山の左側奥に見えるのはたぶん十方山ですが、ちょっと自信がありません。 | |
コブから鞍部までの下り。 | |
そして南東ピークへ登り返し。まるで道のようなスペースができています。 | |
南東ピークに到着。左は臥龍山から右は恐羅漢山までの大パノラマ。木々に遮られる部分があるので写真には向かないけれど、肉眼では思わず声を上げてしまう。 | |
ちなみに上の写真に写っているのはこんな山々。 | |
大箒山から床尾山は、ここから見ると深入山の左側に見える。 | |
嶽を振り返るとこんな感じ。 | |
南東ピークから東に向きを変えて、鞍部に下りる。なんとも奔放な姿のミズナラの木。 | |
次のピークに登り返し、下っていくと、こんどは大きなブナの木。向こうには臥龍山がよく見える。 | |
見上げるとこんな感じ。 | |
臥龍山と深入山の展望。 この先で向きを変え、左下へと伸びる尾根に乗ります。 |
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はっきりとした尾根。伐採地の境目なので、わかりやすくもある。 | |
振り返るとこんな眺め。 | |
次第に痩せ尾根になってくる。 | |
左側には、ウツナゴヤ谷を隔てて今朝登った尾根が見える。 | |
深いウツナゴヤ谷。 | |
緑の矢印が夫、黄色の矢印が出発地点の虫送峠。道路はR191。 尾根はどんどん細く、急になる。このまま下るとR191の西側法面のガケに当たることが事前にわかっていたので(下の軌跡図のA地点からB地点がガケ)、計画では標高820m付近で尾根を乗り換え、下の図の黒線の尾根からB地点に下りようと思っていた。しかし伐採地との境目の方が断然歩きやすい。少し迷ったが、結局そのまま尾根を下りていく。 |
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ガケの手前まで来て谷を見下ろすと、なんとか渡れそうに見えた。そこで左側の急斜面を下りる。 | |
そして谷を渡る。 この後、谷の左岸を下流にトラバースし・・・、 |
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ぐいっと登ってR191に出た。 | |
虫送峠までは国道上を5分。振り返るとさっき下った尾根がきれいに見える。 | |
戻ってきましたー! ここで今日はコーヒータイムをとっていなかったことに気づき・・・、 |
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ふたたび林道に上がって、下山路の尾根を見上げつつコーヒータイム。 | |
デザートは、パティシエールグレイシャー製ガトーショコラ♪ 今日は事前の計画通りのルートを完成させることができ、充実感が大きかった。ようやく勘が戻ってきたと思ったら、雪の少ない今シーズンの西中国山地ではそろそろ雪のシーズンも終わりそうなのでした。残念〜。 |