権現山 397m〜阿武山 586m (2)  2012年12月27日


JR緑井駅前の陸橋から眺める
権現山(左)と阿武山

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:40JR緑井駅…11:10毘沙門天鳥居…11:20毘沙門天11:30…11:55権現山山頂12:15…12:20阿武山分岐…12:35鳥越峠…12:40西廻り/旧道/遊歩道分岐…13:10阿武山山頂14:00…14:30鳥越峠…14:48登山口…15:00JR七軒茶屋駅…15:15JR緑井駅

コースタイム(歩行時間) 3時間15分
同行者 単独
その他 JR向洋駅〜緑井駅 320円/片道/1人


登山靴のイラスト 有休を足して12.5連休となった年末年始休暇の2日め。満点に近い晴天に誘われて、山を始めたばかりの頃に一度登ったきりの阿武山に出かけた。

緑井駅から北へ、交通量の多い通りを歩いていくと、「毘沙門天参道」の看板が見えてくる。この交差点を右折。

住宅や畑を縫う車道を道なりに登っていく。道路が大きく湾曲する手前で、右側にある階段を登ると、こんな鳥居が見える。駅からここまで約30分。車道歩きが長いです。

続いて仁王門。

杉の大木の下に赤い灯篭が並び、いい雰囲気の参道。

こちらが本堂。毘沙門天だけに、あちこちに虎がいます。探してみましょう。

本堂の左側から多宝塔への参道に入る。

5分ほどで多宝塔。前に来たときよりもずいぶん綺麗に塗られています。

多宝塔からの眺め。広島南アルプス方面。

多宝塔から権現山へは、最初斜面をジグザグに登り、やがて尾根に乗る。ウッドチップが固められた登山道は、ふわふわで気持ちがいい。

権現山に到着。展望良し。北の方には雪をかぶった山が見える。

権現山から阿武山を見るとこんな感じ。

権現山を下ると車道に出る。すぐ目の前にある展望あずまやに登り返し、ふたたび車道に下り、阿武山への分岐を左折。

阿武山を左上に見る縦走路。冬の日差しが素晴らしくいい気持ち。

いくつか小コブを経て緩く下ると、鳥越峠に至る。

登り返していくと、道が3本に分かれる地点に出る。左側が西回り登山道、右側が遊歩道。そして中央に細々と見えるのが尾根直登の旧登山道。登りは迷わず中央の道に入る。

直登道はときどき東回りの遊歩道と合流し・・・、

すぐにまた尾根に戻る。

上部に行くに連れ、急になっていく直登道。この写真の上の方に小さく空が見える。「あそこまで登れば山頂かなー、いやきっと違うだろう」と、ここで気を引き締めておく。そしてそれが正解。あそこから先、頂上直下はさらに急になる。

ようやく貴船神社のある山頂に到着。

こちらが三角点。誰もいない静かな山頂。風もなく、日差しを浴びて、幸せなランチタイム。

山頂からは白木山(左)〜鬼ガ城山(右)が近くに見える。

眼下は高陽町。その上には三本木山など。

下山は遊歩道を歩いてみることにした。下り始めると早速三篠川と太田川が合流する地点が見える。

斜面につけられた遊歩道はとても眺めがいい。市街地の向こうで光っているのが太田川放水路。その先に瀬戸の島々。

太田川がクランク状に曲がる部分。奥に江田島が見える。

下っていくと、さっき登った権現山(中央)が見えてきた。

こちらは左から大峰山(と西大峰)、窓ガ山、東郷山。

振り返ると呉娑々宇山(奥)、手前に長い尾根を持つ二ガ城山

鳥越峠まで下りて左折。谷筋の道を下る。あまりおもしろみのある道ではありません。

やがて耕作地跡の石垣が大規模に残るエリアを通る。

ここで沢を渡り左岸へ。

ここに下りてきます。あとは住宅地の下り。

阿武山を振り返るとこんな感じ。七軒茶屋駅から電車に乗ろうと思っていたけれど、ふと思い立って、結局出発した緑井駅まで旧54号線を歩いた。年末とはいえ大掃除に費やすにはもったいないような晴天。こんなふうに充実した時間を過ごせて満足。あ?晩ごはん?焼き鳥買って帰りましたよ(笑)。


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