データ | |
行程 |
8:50土小屋・・・8:57分岐・・・9:50岩黒山山頂10:05・・・10:25丸滝小屋・・・10:40分岐・・・11:30手箱越12:00・・・12:35筒上山山頂13:15・・・14:05分岐・・・14:25丸滝小屋14:35・・・15:20土小屋 |
コースタイム(歩行時間) | 4時間55分 (かなり立ち止まっているので時間はあまり参考になりません。) |
同行者 | 夫 |
その他 |
アケボノツツジの花は優しいピンク色とぽってりした花びらがとても可愛らしく、一度見るととりこになる。今年もこの花に会いたくて、ゴールデンウィークは四国の山に行こうと考えた。二度登って二度とも展望ゼロだった笹ガ峰も候補だったが、東赤石山から西側を見たとき、石鎚山の左側にひときわ高く目立っていた筒上山と手箱山の稜線を思い出し、そちらを目指すことに。 | |
4/29に雨の中を伊予西条に移動。そして今日は快晴の予報。 ホテルを出て寒風山登山口までやってくると、周囲はこの新緑。アケボノツツジも咲いているといいなぁ。 |
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UFOラインを進みます。 向こうに見える東黒森の北斜面、なんだか白くなっていますよ。 |
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霧氷でしたー! 昨日の雨はこの高さでは氷雨だったのだろう。思いがけない光景に興奮。 |
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アケボノツツジもたくさん咲いているー! |
ようやく土小屋に到着。 見上げる岩黒山の前衛も霧氷に覆われているようだ。 |
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土小屋から見る瓶ガ森も雲海の上。 | |
9割以上の人たちが土小屋から石鎚山を目指す中、我々は岩黒山登山口に向かう。 | |
トラバース道との分岐を過ぎてわずかに登り、振り返ると石鎚山が大きい。 | |
ダケカンバ帯を登る。 |
足元は木々から落ちてきた霧氷の名残でいっぱい。 | |
アケボノツツジ、満開! |
少し早いかなと思っていたので、思いがけず満開でうれしい♪ |
歩きやすい登山道を進み尾根に乗る。 アケボノツツジを手前に石鎚山。 |
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山頂手前はショウジョウバカマロード。 | |
岩黒山山頂。大雲海のパノラマ↓ |
次に目指すのは、あのぼこんと飛び出た筒上山です。 | ||
樹林帯に入った。 | ||
アケボノツツジがカワイイ〜(^ ^) | ||
丸滝小屋近くからの展望。 |
丸滝小屋。 休憩せず通過します。 |
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小屋から少し下ると崩壊地があった。 | |
筒上山への登山道は狭い。 けれどこの狭さが山らしくて良い。 |
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トラバース道なので丸太や鉄製の桟道多数。 | |
筒上山への尾根道とトラバース道が分岐する地点に来た。 先に尾根道を登ると筒上山の鎖場が下りになるので、ここはトラバース道を進み、手箱越から手箱山を往復した後、筒上山に登り尾根道を下りてくることにした。 |
分岐から先、左側には展望が開ける場所もありつつ・・・、 | |
原生林の中を進む。 | |
やがてこんな登りになった。 | |
そしていきなり巨大な石垣が現れる。ここが手箱越。 | |
石垣は大峰宗覚真寺のものだそう。背後に威圧するように筒上山のドームが見える。 ここでランチ休憩をしているうちに、大発生しているブヨ?に顔を刺されたりして、なんだか手箱山まで往復するのが面倒になってきた。そこで手箱山はあっさり諦めることにする。 |
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というわけで、鳥居をくぐって筒上山を目指します。 | |
40mほどあるという鎖場。 この写真を見ると楽勝のように見えるけれど、岩が外傾し足場のない箇所がいくつかあり、滑り落ちそうで怖かった。 |
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鎖場を登りきって、手箱山を振り返る。 建物が見える辺りが手箱越。 |
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周囲はアケボノツツジや山桜で美しい。 |
トラバース道との分岐を右にとり、あちこちに石の祠がある「参拝順路」を登って行くが、笹が濃すぎてだんだん疲れてくる。 | |
前方に筒上山南側ピークの祠が見えるが、そこまでの道、というか笹、は、それまで以上に濃く・・・、 | |
たまりかねて左下に見えていたトラバース道に下りる。快適〜♪ | |
筒上山山頂にも石の祠が建つ。 |
筒上山から見る岩黒山。 | |
では下りは尾根ルートに向かいましょう。 | |
ロープ場を経て一気に下降する。 こんな気持ちの良い場所もあるが・・・、 |
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基本的にこのような、どこが道なのかわからない笹の中。 踏み跡やテープはあるが、尾根の左右を行ったり来たりしていてわかりにくい。山慣れていない人は一人で行ってはダメです。 |
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やがてぬかるんだ沢筋を下る。 (写真は振り返ったところ。) |
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ようやく前方に岩黒山が見えてきた。 | |
50分ほどでトラバース道との分岐に下り立ちほっとする。 下りで尾根ルートを選んだのは正解だった。登りだと笹が全部自分に向かってくるので、きっと想定以上に時間がかかるだろう。 |
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丸滝小屋まで戻り、岩黒山をトラバースする道に入る。 | |
アケボノツツジは最後まで楽しませてくれる。 |
岩黒山をのぞむ快適な道。 | |
ブナ林ごしの石鎚山。 | |
やがて沢を何度も渡るようになり、足元も岩だらけになってくる。 | |
土小屋に下山完了。 | |
UFOラインを伊予西条へと下る。 (この写真は伊予富士付近。) もうひと晩伊予西条に泊まります。 |