データ | |
行程 |
12:35登山口・・・13:35 780m台小ピーク13:40・・・14:15小カブリ山山頂・・・14:42鞍部・・・15:10大カブリの肩15:17・・・15:20大カブリ山山頂15:35・・・16:05鞍部・・・16:20最終民家・・・16:35サイオト集会所 |
コースタイム (歩行時間) |
3時間35分 |
同行者 | 夫 |
その他 |
昨年11月下旬から始まった寒さはほとんど緩むこともなく、厳冬期を迎えた。今日は晴天。新雪をラッセルするには最適の日。以前出かけてとても良かった小カブリ山〜大カブリ山に、別のルートから登ることにして出発。 | ||
戸河内のダウンタウン付近でチェーンを装着。圧雪路をサイオト谷目指して進む。 | ||
今日は車が1台なので、小カブリ山の登山口から尾根通しでほぼ直進気味に780m台小ピークを目指し、その後前回ルートの尾根と合流する予定。 | ||
出発からしばらくは、わりとはっきり登山道の窪みがわかる。しかし登山道は尾根をいちいち巻いて進むのでまどろっこしく、なるべく尾根上(この写真では左側)を登っていく。 | ||
だいたいこんな感じの尾根。 | ||
780m台ピークへの登り。こんな真っ白な森には厳冬期でないと出遭えない。 | ||
780m台ピークに飛び出すと、小カブリ山が見える。 | ||
いったん下り、前回とったルートと合流。 | ||
どんどん登ります。 | ||
小カブリ山に到着。標識をプレゼント♪ ここから大カブリ山を往復する気マンマンのツマ。しかし展望とかピークとかいうものに拘りのない夫は、「オレ、ここで待ってるから」と言う。 |
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そんなわけでツマだけ大カブリへ。 雪が深いので、慎重にルートを見極めつつ、鞍部へ向かう。 |
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最低鞍部に下りる前のピークから、頭上に大カブリ山の稜線が見える。遠い! | ||
最低鞍部にて。 | ||
鞍部からの登り返しはとてもきつく、ほんの5m進むのに何分もかかる。前回、雪が深かったらラッセル隊長が欲しいと書いたが、今日はラッセル隊長どころか、1人で黙々とラッセルするワタシ。アホですね、ほんとに(笑)。しかしこの先にある大展望を知っているから頑張れる。 | ||
振り返ったところ。 とても急なのがわかるでしょうか? |
2枚上の写真の左側の尾根を大カブリ山へ向かう。 | |
この盛り上がりの下に山頂標識があるのです、きっと。 この人たちのように掘り出したりはしないけど(笑)。 |
大カブリ山は標高は1000mに満たないが、周囲の山からの距離感が絶妙なのだろう、見事な360度の大展望が得られる。暖かいものを飲むことも忘れて眺めていたが、冷え込みは厳しく、雲も低くなっている。それで名残を惜しみつつ、コンパスを峠に合わせて北へ下りる。 | |
雲と雲の間で、なんともいえない美しい色を見せる空。 | |
さて、樹林帯に突っ込むが・・・、 雪は前回よりもかなり深く、コンパスの指す通りに下りているのに、どうしても左へ振れすぎているような気がしてしまう。あまり左に寄って谷に下りてしまうと、峠まで登り返すのが大変になる。その不安に打ち勝てず、尾根を一本右へ移動してしまった。結果的にはそれで林道の連続カーブ部分をスキップすることになり、良かった。 |
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林道に下りて、登山口からのほぼ連続操業に悲鳴をあげそうな脚をなだめつつ、集落へと下りていく。それでも恐竜の卵のようなこの石に気づいてしまう(笑)。 | |
集落の奥にある祠まで下りてきて、無事下山できたお礼をする。 | |
民家もみえてきましたー。 | |
そしておなじみのこの場所で夫に拾ってもらう。最初から最後までトレースのない新雪のラッセルで疲労度は大きいが、三瓶山や大万木山まで見える大展望に、やはり大カブリ山まで行って良かったと思いながらの帰途だった。 |