龍頭山 928m (8)
林道前龍頭線〜900m台ピーク〜山頂〜駒ガ馬場〜林道
2017年2月18日


今日のルートは、林道前龍頭線を白い矢印の付近まで歩き、
そこから左上の尾根にとりつき900m台ピークへ、
ピークで左折し、山頂まで尾根づたいに登る

地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:45登山口駐車場・・・11:00林道起点(前龍頭線分岐)11:05・・・11:45駒ガ馬場駐車場11:50・・・12:10尾根取り付き・・・12:45 900m台P12:50・・・13:00林道終点駐車場・・・13:10龍頭山山頂14:10・・・14:25前龍頭14:30・・・14:50駒ガ馬場駐車場14:55・・・15:20林道起点15:25・・・15:45駐車場

コースタイム
(歩行時間)
3時間35分
同行者
その他


登山靴のイラスト 龍頭山と言えば、道の駅どんぐり村から眺める姿ばかりが有名だけれど、地図をよく見ると、山頂の北東に900m台のピークがあり、双耳峰と言ってもいいような山であることがわかる。これまでに何度か林道前龍頭線を登路や下山路として歩いているうちに、雪の時期ならその900m台ピークを歩けそうなことに気がついた。

とは言っても無闇に尾根に取り付いたのでは無駄なアップダウンを強いられる。そこで2.5万図をじっくり眺めると、地形図上の776m地点の西側で林道が切り通しになっており、そこから尾根に取り付けば、すっきりと900m台ピークに出られることがわかった。しかも900m台ピークと山頂を結ぶ尾根は緩やかで、とても気持ちが良さそう。というわけで今日は、以前から温めていたその計画を実行。

登山口の駐車場の北には小さなため池があり、湖面に映る前龍頭が美しい。これを眺めて歩き出します。

車道を15分ほど登っていくと、左側に林道前龍頭線が分岐する。林道は除雪がされていないので、ここでワカンを装着。

林道の雪はさほど深くない。青空が見えて気持ちよし。

林道起点から40分ほどで、駒が馬場駐車場。雪が少ないとは言っても、やはり雪のないときよりは時間がかかる。

駒ガ馬場からさらに登り、林道が切り通しになったところで、左側の尾根に取り付く。少々無理やりな感じはありましたが・・・(汗;;)

写真は取り付いた斜面を見下ろしたところ。

尾根に乗ってしまえば、さほど藪に苦しめられることもなく歩ける。

右下には里の風景が見下ろせる。林道からだと木々が邪魔になって、この眺めは得られない。

尾根は地形図から想像するより急だった。

900m台ピークに到着。

南西に龍頭山の山頂が見えます。

900m台ピークで向きを変え、下って登り返す。すると、とてもなだらかな小ピークを通る。期待通りの気持ちいい場所。

緩やかに小ピークを下っていくと、右側に林道終点の駐車場が見える。

ここからはおなじみの道。左側に分岐する遊歩道ではなく、そのまま尾根上を進みます。

気持ちいい〜。

山頂に到着。
昨年はあずまやに風除けのビニールシートがかかっていたのですが、予想した通り、なくなっていました(笑)。

山頂は風が強くとても寒い。ビニールシート欲しい(笑)。南に少し下ったところで、風をよけてランチをとることにした。

おっとその前に、山頂からの大展望を楽しみましょう。






まずは北側から
中央に石見冠山、左側に寒曳山、右奥にぼーっと三瓶山
ここから左回りに・・・↓






阿佐山






天狗石山、高杉山方面
手前の目立つのは椎谷山?






掛札コースの尾根の先には、
西中国山地核心部の山々が並び立つ。
それぞれ拡大してみましょう↓






大佐山と掛頭山






掛頭山と臥龍山






臥龍山と深入山






深入山と、右にトンガリ山






わかりにくいけれど
恐羅漢山、十方山、安芸冠山方面






大峰山〜西大峰山、阿弥陀山、東郷山、そして・・・






瀬戸内海
宮島の奥には大島まで見える。
写っていませんがさらに左には江田島も見えました。






海見山、白木山、阿武山など






特徴的な山容が居並ぶ東〜北東側
手前の目立つのは野々志山

展望に優れる龍頭山と言っても、いつもいつも360度の眺めが得られるわけではない。
今日は初秋に登ったこのときに次いで、素晴らしい眺めを堪能した。寒かったけど(笑)。





たっぷり1時間もランチタイムをとり、山頂からの急な下りをたどる(写真は振り返ったところ)。

左手のブナ林の向こうに、さっきたどってきた900m台ピークが見える。

前龍頭までは快適な尾根道。しかしそこからは急な下りとなる(写真は見下ろしたところ)。

やや傾斜が緩んだ。ここからも900m台ピークが見え、龍頭山を歩きつくしているようで気分がいい。

黒滝は残念な状態になっていました(笑)。2年前にはどうにか氷結した状態を見られたのですが・・・。

下るに連れ、登山道上に雪があったりなかったり、面倒なことになってきたので、駒ガ馬場から先は再び林道を歩くことにした。野々志山を見ながら下っていく。

林道起点でワカンをはずし、車道を下っていく。

いきなり「道つくり」の人と化す夫。溝にデブリがたまり、雪解け水が車道にあふれだしていたので、流路を確保してやっているのです。

ため池まで戻ってきた。
今日の歩行時間は3時間35分。無雪期にふつうに歩けば2時間ほどしかかからない龍頭山だが、900m台ピークとつないで歩いたことで、充実した雪の山歩きとなった。

今日のルート
GPSロガーからデータを取り込んでいないので、とりあえずこちらを。


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