戸倉山(糸魚川市) & 小遠見山 ゴールデンウィーク
2017年5月1日〜5月3日

白馬山麓の春


山のイラスト 2015年の秋に登った小遠見山で、鹿島槍ガ岳北峰のカクネ里が逆光ながらも間近に見え、この谷に雪の詰まったところをぜひ見なくてはと思った。そこでゴールデンウィークの春山として計画。寒いから五龍岳までは登らず、白馬山麓に宿泊して、日帰り山プラス温泉×2日間のゆる春山とした。

実はもうひとつの山として雨飾山を考えたものの、1000m近い標高差に加え、山頂部の急傾斜は、残雪期には厳しいと考えて断念。代わりに雨飾山を眺めることができ、日本離れした景観にも出会えそうな、糸魚川市の戸倉山を組み合わせた。

初日は移動日。今回は松本でレンタカーを借り、白馬へ移動。県道51号を北上していると、池田町で大雪渓酒造を発見。迷わず立ち寄り、いきなり重いお土産を購入。レンタカーだとこういうときに助かる。

続いて以前から行きたかった信濃大町の山岳博物館へ。館内からは後立山連峰がよく見えた。しかし夕方の逆光の中だったので、すっきりとした景観は明日以降に期待。



翌朝、ホテルの五龍岳側の部屋のカーテンを開けると、朝日に照らされ始めた後立山の山々が見えた。昨日の朝まで降っていた雪で真っ白に輝いている。今日はゴールデンウィークいちばんの晴天になりそうだ。

←白馬の街のマンホールの蓋。

今日は戸倉山だけで時間に余裕があるので、糸魚川市に移動する前に青鬼集落によってみることにした。

←青鬼集落近くで見かけたオオルリ。



それでは今朝の白馬山麓の春をお楽しみください↓。











朝の散歩にて
みみずくの湯近くから見る北アルプス後立山連峰

いちばん右側が小蓮華山、いちばん左側(ビルの上)が爺ガ岳
それぞれ拡大してみましょう↓











大楢川と白馬三山
右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ガ岳











右から白馬乗鞍岳、小蓮華岳、白馬岳











台形の杓子岳











尖った白馬鑓ガ岳











右から唐松岳、五龍岳、鹿島槍ガ岳
オリンピックのジャンプ台も見える











新緑と五龍岳

山頂の左下に見える雪模様が武田菱
拡大してみましょう↓











五龍岳山頂部の武田菱
(ホテルの部屋から朝いちばんに撮影。朝日で少しピンクがかっています。)











鹿島槍ガ岳











車で少し移動して、白馬高校の少し北側から

右から天狗の頭、天狗の大下り、不帰キレット、
不帰一峰、二峰、三峰、そして八方尾根の上の唐松岳











不帰キレット部分を拡大

天狗の大下りの落ち込み方は何度みてもすごい。
ここを歩いたときは1日中我々だけで、ほかに誰にも出会わなかったので
とても印象に残っている。









続いて白馬の街から車で約20分、青鬼集落に移動。
駐車場に車を停め、集落の上の方へと歩いて振り返ると・・・、











こんな景観。

ここはものすごく懐かしく感じた。なぜなら
道の感じ、両側の田んぼの様子、家々の散らばり方、
そして谷の向こうに見える山々が
私が育った集落の上の方からの眺めにそっくりだったから。
もちろん目の前の山のスケール感は違うけれど、
いま、この写真を眺めていても本当に似ていると感じる。











右から唐松岳、五龍岳、鹿島槍ガ岳











青鬼集落を後に姫川近くまで下り、
上の写真と同じ山々を眺める。


こうして白馬山麓の春の景観を満喫し、糸魚川市へ移動した。


「戸倉山」

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