比婆山 (18)
竜王山駐車場〜竜王山〜立烏帽子駐車場〜立烏帽子山〜池の段〜
越原越〜立烏帽子駐車場〜竜王山〜竜王山駐車場
2011年6月11日


竜王山から見る立烏帽子山(右)と池の段
立烏帽子山の右奥に、うっすらと御陵のピーク

地図とコンパスのイラストデータ
行程

13:05竜王山駐車場…竜王山…13:35立烏帽子駐車場13:40…13:55立烏帽子山…14:05鞍部…14:10池の段の肩…池の段南側散策…14:30池の段の肩14:45…15:10越原越…15:35立烏帽子駐車場15:40…16:02竜王山16:12…16:15駐車場

コースタイム(歩行時間) 2時間35分+クロカンパーク散策1時間
同行者
その他 クロカンパーク入園料 300円/1人
入浴@かんぽの郷庄原 600円/1人


登山靴のイラスト 週末は2日とも雨の予報。しかし、土曜日の朝起きて雨レーダーを見ると、お昼ごろには県北でも雨雲が去る気配となっていた。それを見て、庄原まで行くことにして、いつもより1時間ほど遅く出発。

まずはクロカンパークへ向かう。先週もスズランを見に行ったが、今日はそのときに気になった黄色い蕾の花の様子を確認したかった。西城川をさかのぼる道路脇は、先週はタニウツギのピンク色に染まっていたのが、今週は見事にエゴノキ(ウツギかも・・・)の白に置き換わっていた。

スズランは先週よりもたくさん咲いていて、松林に入ると、雨上がりの大気に、甘い香りが漂う。

先週は咲き残っていたサクラソウはさすがに姿がなく、代わりに、先週一輪しか咲いていなかったカノコソウのピンクがずいぶん増えている。たった1週間で案外違うものだ。こういうのを見ると、植物観察の定点観測はきっとおもしろいのだろうと思う。

黄色い蕾の正体はこちら。キンランです。

素晴らしくたくさんの花を咲かせたヤマボウシ。
今年はどの花も花つきがとてもいいようだ。


散策を終えると、すでにお昼前。ちょうどいい機会なので、クロカンパークの入り口にある峠の茶屋(という名前だったような・・・)に立ち寄る。

鶏肉と山菜と山芋の「ヒバゴン丼」、800円。どんぶりの影に、さらにフキの甘辛煮が隠れています。

ここは10:00-15:00というやる気のない営業時間で、普通の登山者が通る時間にはだいたい閉まっている。そのためめったに口にすることができない一品(笑)。

ランチをすませ、比婆山に移動。熊野神社の下を通り、立烏帽子駐車場を経て竜王山駐車場へ。駐車場から写真の山道を2〜3分で・・・、

いきなり今日最初のピーク、竜王山。池の段との間には大きな谷。この谷筋をトラバースする車道を上がってきた。

今日は立烏帽子山と池の段に行き、立烏帽子山の裏側を通って、こちらに戻ってくる予定。

竜王山をゆるゆる下り、さっき車で上がってきた車道を渡って、登山道に入る。

とても広くて、とてもきれいな道。森林浴には最適。

立烏帽子駐車場。今日は誰もいない。

往路は立烏帽子山の山頂を通るので@の方向。

立烏帽子山までは小さな岩場が一箇所あるだけで、つづら折れのとても歩きやすい登り。

立烏帽子山頂から、竜王山を振り返る(左側の日が当たっている山)。

池の段は指呼の間。昔は池の段も一緒に立烏帽子山と言っていたそうです。

池の段の肩から南へ、福田頭を目の前に見ながら散策。思ったより花が少ない。

池の段からも竜王山を振り返る。

南側から見る立烏帽子山と池の段の肩。

おなじみの景色も、季節が違えば趣も違う。

池の段の肩で、牛曳山〜伊良谷山〜毛無山と六の原を眺めながら、コーヒータイム。

御陵のピークを目の前に、越原越へと下る。

マイヅルソウが咲く登山道。

越原越を右折。ブナ林のトラバース道へ。

流れのあるものや、ないものや、たくさんの谷を渡るトラバース道。

比婆山の他のコースに劣らず、ここもブナ林がとてもみずみずしい。

左後ろを振り返ると、御陵のピークが見える。

千引岩を過ぎたところ。
千引岩の逸話はこちらのページで。

幾重にも稜線を重ねて連なる山々 立烏帽子駐車場からは往路と同じ道。どんどん歩いて、竜王山まで戻ってきた。「重畳・・・」という言葉が浮かぶこの眺め。

竜王山から振り返る池の段。

駐車場までの樹林帯の上には猫山や道後山が見える。その眺めと別れて、ひと下りすると駐車場。

車に乗っての帰り道、池の段から流れ出す沢水で、靴を洗った(笑)。


今日は竜王山駐車所までの車道がどうなっているのか知りたくて、車で上がってきたけれど、ずいぶん時間がかかるのに驚いた。こんなことならその時間を熊野神社六の原から歩いて登るのに使う方がいい。ただ、ほとんど登りの苦労もなく3つの山を縦走できて、午後の散歩としては満足のいく山歩きだった。


花は先週見たのとほぼ同じ。
その他に下のような花が咲いていました。


ギンリョウソウ

ツクバネソウ

スノキ


アカモノ

コミネカエデ 雄花

マイヅルソウ


ユキザサ

コマユミ

つやつや キンポウゲ


ホオノキ  存在感あり

大好き! タニウツギ


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