深入山(17)　　尾崎沼

下のあずまやから見上げる深入山

お盆過ぎ。下界ではまだまだ猛暑にあえいでいても、県北では秋風が立つ。今日はフジさんに声をかけ、深入山にキキョウの花を見に出かけた。戸河内IC付近ではまだ夏の熱気が残るけれど、松原を過ぎ、南登山口の駐車場で車を降りた瞬間、涼しい風が吹き渡るのを感じる。

	素晴らしく青い空。流れる白い雲。絵に描いたような眺めの中、南登山口からの急登を一歩一歩。フジさんと夫は久しぶりで話が弾んでいるようです。

	お目当てのキキョウ♪　まだたくさん咲いていた。

	急登が終わると展望が開ける。左上に見えるのが山頂。

	東登山口からの道を合わせ、最後の急登。

	今日はとにかく空の青さが素晴らしかった。

	フジさん、さくさく歩いています。慣れてきましたねー。

	山頂に到着。まだ11時前。それでもおふくろ弁当を広げる人々（笑）。それでは今日の山頂からの眺めをどうぞ↓。

向山～蔵座山の稜線（手前）の向こうに大峰山
ここから時計回りに見ていくと・・・、

こちらはおなじみ十方山（左）と恐羅漢山

長い縦走路、聖山～高岳

登ってから眺めるとよくわかる空山（奥左）と弥畝山

最奥にうっすらと見えるでこぼこの山塊は大江高山

山頂に山名表示板がない頃は
たくさんの人が三瓶山と間違えていて、
それを聞くたびに教えてあげようかどうしようかと
迷ったものです。

左側が天狗石山や高杉山、右側は双耳峰の阿佐山
天狗石山の左側には、三瓶山が見えたが、
ぼーっとして写真にはならない

こちらも歩いた後で眺めるとよくわかる大箒山～床尾山

	オミナエシ咲く山頂を後に、林間コースへ下る。

	あずまやを過ぎ、展望岩から眺める聖湖と高岳（中央のピーク）。右のよく目立つ山は無名峰のようですね。

	林間コースの下り。木々の緑はまだ夏のもの。

	西登山口への道との分岐にあるあずまやでコーヒータイム。深入山は登りに来るというよりも、こういう時間の使い方を楽しむところ。

	あずまやからは手っ取り早く南登山口への道を下る。この後行きたいところがあるのです。

	それはここ、尾崎沼（おぜきぬま）。今日は珍しく夫も一緒に沼を一周。ツマが最後尾でいちいち花に足を止めている間、フジさんと夫はおしゃべりを楽しんで歩いていた（らしい）。最後に深入山の麓に戻り、山荘HANAKIでさらに会話を楽しみ、満ち足りた気分で芸北を後にした。今日の晴天に万歳。

深入山と尾崎沼の花