鷹ノ巣山 943m (2)  2014年2月9日


地図とコンパスのイラストデータ
行程

10:55駐車場所(本坪谷入口)…12:15県境広場(峠)…12:25鷹ノ巣山山頂…12:30ランチ場所13:10…13:20鷹ノ巣山山頂…13:25林道14:00…14:05県境広場…14:50駐車場所

コースタイム(歩行時間) 2時間40分
同行者
その他


登山靴のイラスト 首都圏で大雪となった週末、中国地方では日曜日の早朝には低気圧が東に遠ざかった。しかし県北ではまだ雪が残ると、自信たっぷりな気象占い師。それなら展望がなくても楽しめる向山〜蔵座山に行こうと地図を準備しつつも、「もしかすると晴れて展望が得られるかも・・・」と思い、代案の鷹ノ巣山の地図も持って家を出た。

戸河内ICを下りて山に向かうと、戸河内のダウンタウン手前から車が渋滞してきた。途中でパトカーが2台、渋滞の列を追い越していく。どうやら雪道に慣れない車による事故があったらしい。結局その渋滞は松原交差点まで延々と続き、深入山山麓に着いたのはすでに10時過ぎ。この時間から向山〜蔵座山を周回するのはちょっとためらう。占いに反して上空は晴れてきたので、臥龍山の展望を期待して、鷹ノ巣山に登ることにした。

西八幡原の北の端、除雪車の終点まで車を走らせる。
写真で駐車しているところが除雪終点。今日はそこから左側(北北西側)へ、本坪谷の林道を歩いていく。

上の写真の民家を過ぎると、すぐにふかふかの雪道となった。

動物の交差点もあり(笑)。

本坪谷は谷と言ってもとても広くてなだらかで、雪崩の心配もなく気持ちよく歩ける。

大きな二股を過ぎると、林道は少しずつ登り始める。

計画ではこの付近から左側の尾根にとりつこうと考えていた。しかし地形図上では広葉樹マークで気持ち良さそうな尾根は、実際に見上げてみると植林帯で、ぜんぜんおもしろくない。その上夫からは「花粉が飛び始めているかもしれないから植林帯は絶対にイヤだ」とダメ出しがあり、結局、そのまま林道を県境広場(峠)まで登ることにした。

登りが急になり、上空が開けてきた。

登りきったところが峠となっている県境広場。

県境広場から左に向きを変え、鷹ノ巣山へ10分の登り。尾根も谷もなだらかなので、どこを歩いても大丈夫。

あっという間に山頂に到着。樹林帯の中で展望はなし。

木々の間から大きな山が見えるので、臥龍山だと思ってその方角へ尾根を下っていった。

しかし周囲に見えるその他の山から判断すると臥龍山とは違う。方角を確認して、空山だと気づいた。大佐山から見たときよりももっと立派に見える。この付近でランチ。

山頂に戻り、南側の広い尾根をとって下山開始。

と言っても5分ほど下りると林道に下りたつ。

目の前に臥龍山
左側には掛頭山も大きい(写真には写っていません)。

そして臥龍山の右側は、砥石郷山、聖山高岳など。

砥石郷山(左奥のぼーっとしたところ)、聖山、高岳を拡大するとこんな感じ。

肉眼では砥石郷山の右奥に恐羅漢山の斜面が見えましたが、写真には全然写っていません。

さらに右側に、空山と弥畝山。

林道に座り込んでコーヒータイムの後、そのまま山頂部を回り込むように林道を歩いていくと・・・、

県境広場に戻ってくる。

県境広場から東側の尾根(上の写真に写っている尾根)に登り返し、適当な小ピークから右にとって林道の途中に下りようと思っていた。しかし今日はもう展望も堪能して満足。県境広場からそのまま林道を下山。

ふかふかな雪の感じ。この写真でわかるでしょうか。

林道の上部は傾斜があり下りが楽しい。

鷹ノ巣山は熊の巣で怖いので、一度登ったきり長いこと敬遠していた。雪の時期ならと、ふと思いついて行ってみて大正解。広い本坪谷を緩く登った先にある西中国山地の展望は、充分満足のいくものだった。



(この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものです。)

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